私にとって、仕事は

今日は思い切って、
自分のことばっかり書いてみようと思う。
誰かに向けたメッセージではなく、
自分の気持ちを吐露するだけの日記になるのかもしれないけど、
たまにはそんなことをして
自分に向き合っても良いかと思う。



「どうやったら自分が楽しめるか。
それを大事にしています」と話す
ある講座の先生とお話しする機会がありました。

「どうしたら自分が楽しく仕事できるのか。
 自分が楽しめたら、
 それが来てくれる人にも伝わるはず。」





残念ながら、まだ私は楽しむ余裕がない。

「まだそういう気持ちになれない」だけなのか
私には永遠にそういう気持ちに
なれるときなんて来ないのか
それは分からないけれど、
とにかく今はそうは思えない。

好きかどうかも分からない。
向いているとは到底思えない。
うまくやれる自信もない。
むしろ、うまくなんてできそうな気がしない。
私以上に向いている人はゴマンといると思ってる。

じゃあなんで、この仕事やってるの?

自分が自分に聞きたい。





実は私は
今までにいくつか仕事を経験してきて、
「私は好きな事しかできない」と思ってきた。

だって、
よく失敗するし間違うし
自分が悪くても怒られるのは嫌だし
職場の人間関係は苦手だし。

生活費のためだとは言っても、
ストレスしかないことに
人生の大半をささげるなんて無理だった。

私がもっと器用な人間で
仕事も人間関係も
もうちょっとうまくやれたら
就職してもうまくいったかもしれないけど、
なんせ人の輪に溶け込めなかった。



だから自分一人で仕事をするしかなかった。

自分で自分の仕事を作るためには、
「好き」に頼るしかなかった。
お金がもうかりそうになくても
ツライことがあっても
それでも頑張り続けるためには
私の中の「これが好きだ」という情熱に頼るしかなかった。
そうじゃないと私は頑張れなかった。



そうやって何年も仕事をしてきたけど
今ここにきて初めて
好きなのかどうか分からない
スピリチュアルライフコーチなんて仕事をしている。

人と話すのが大の苦手で
友達作りに苦労してきた私が、人と話す仕事。

「好き」という情熱に頼って、かろうじて仕事できてた私が
ハッキリと「この仕事を愛している」と言えないシゴト。

何やってもうまくいかなくて
人にアドバイスできることなんてなさそうな私が
人生の仕組みを伝える仕事。




若いころに経験から学んだ
「好きなことを仕事にすることが大事」とは
全然違う観念を、今とりいれようとしている。

自分の主観「好き」だけじゃない、
新しい何かが、私の中に
生まれようとしているのかもしれない。



それは、
「今までとはなんか違うな」
という感覚はあるけれど、嫌な感じではない。

私が伝えようとしている人生の仕組みについて、
「絶対に人に伝えるべき!」と熱望してるわけではない。



だけど、もし…
もし、私が救われた方法を人に伝えることで
誰かに少しでも幸せを感じてもらえたら…
もしその誰かの苦しみが手放せたら…
その小さな希望を、今はもう少し育ててみたいと思う。

以前の私が言いそうな言葉
「好きじゃないなら止めとけば」で
切り捨てられるようなモノじゃない、この
小さいけれど存在感のある想いを手にしている。




話は変わるが、私は
小さいころからわがままで、自分勝手だとよく言われていた。
確かに、小さいころから人のことはどうでも良かった。
自分が良ければよかった。

こんなこと言うのは「自分が成熟してない人間です」って
公表しているみたいで、本当は恥ずかしいけれど
「人の役に立ちたい」という気持ちは、正直1ミリもなかった。
人が喜ぼうが何だろうが、自分がやりたければやりたいし
やりたくなければ、やりたくない。
例えばボランティア活動なんて、私から一番遠いことだった。



自分勝手な人間だな、とも思うし
でもそれが正直な気持ちなんだから
責めたところでしょうがない、というあきらめもある。



だけど、40年以上生きてきて
スピリチュアルと出会って、
学びの仲間ができて、
人生の仕組みを理解して、
実践してみて、
信頼する人たちがいる幸せをかみしめながら毎日を送ってみて。

私もこの人たちに何かお返しができたら…
と思うようになった。
直接この人たちにお返しするのでなくても、
応援してもらったことを手放さずに、
精いっぱい頑張ることが
自然に恩返しになるだろうなと感じている。


私がこの仕事を続ける理由。
それは
「もし誰かの役に立てるのなら」という小さな希望と
仲間の熱烈な応援。

この2つが、今
大きな支えになって、仕事を続けたいと思っている。
好きかどうかは分からないけれど、天職だとは思う。

だって、
「こんなに応援してもらって仕事している人なんて
 他にいないんじゃない?」
と思えるくらいの愛をもらって進んでいるから。
こんなに応援してもらえること自体が
この仕事が天職だっていう証でしょう?

未来の私がどうしているかは分からないけれど、
今はこの天職を手放さないでいたい。

不安に負けないで
失敗を恐れないで
現状に満足しないで
不格好な走り方だとしても、
毎日1mmづつで良いから前進していきたいと願う。




私をここまでたどり着かせてくれてありがとう。
宇宙の采配に感謝します。

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