今日は
「周りの人の反対」
についてお話してみます。
新しいことに挑戦する時、
家族や友達に反対されたことはありませんか?
そんな時はどうしたらいいんでしょうか?
大事な家族が言う事だから
受け入れる?
親しい友達がそう言うから
考え直す?
いいえ(=_=)
もし、それが
あなたが本当に心からやりたい事であれば、
家族の反対であろうが
誰が反対しようが、
聞く必要はありません。
なんでかって言うと…
あなたの人生の責任を取れるのは”あなただけ”だから。
ここで、
「もう一度人生をやり直せるならどうしたいか」
というインタビューに答えた
ユダヤ系オーストリア人経済学者で
経営マネジメントの大家、
ピーター.F.ドラッカー(享年95歳)の言葉を
ご紹介させていただきたいと思います。
もう一度人生をやり直せるなら・・・・
今度はもっと間違いをおかそう。
もっとくつろぎ、もっと肩の力を抜こう。
絶対にこんなに完璧な人間ではなく、
もっと、もっと、愚かな人間になろう。
もう一度人生をやり直せるなら・・・・
だが、見ての通り、私はもうやり直しがきかない。
私たちは人生をあまりに厳格に考えすぎていないか?
自分に規制をひき、他人の目を気にして、
起こりもしない未来を思い煩ってはクヨクヨ悩んだり、
構えたり、落ち込んだり ・・・・
もっとリラックスしよう、もっとシンプルに生きよう。
たまには馬鹿になったり、無鉄砲な事をして、
人生に潤いや活気、情熱や楽しさを取り戻そう。
人生は完璧にはいかない、だからこそ、生きがいがある。
あなたは歳を取った時、
ピーター・ドラッガーのように
「もう一度人生をやり直せたら・・・・
でも、もうやり直しがきかない。」
と思いたいですか?
どうせなら
「やりたいこと全部挑戦した!やり切った!!」
って思って死にたいですよね。
でも、だからと言って
反対する周りの人たちが
悪いと言っているわけではありません。
あなたのことが大事だからこそ、
新たなチャレンジだからこそ、
どうしても心配になって
あなたのすることに反対してしまうんです。
人が新しい挑戦に
反対してしまうのは
”恒常性維持機能”
のせいだからです。
これは、
私たちの身体に備わっている
生命を維持留守ための機能。
熱が出たら、汗を出して
体温をいつもと同じ状態まで下げる。
指を切ったら、
血が固まって傷を修復する。
そんな感じに、身体は
いつもと同じ状態に保つことによって
生命を維持しているんですね。
生きるための本能なので、
逆らうのは難しいです。
だから、あなたが
何か新しいことを始めようとすると、
必ず止める人が現れます。
いつもと違うことをやろうとしている!
危ない!止めなきゃいけない。
なぜなら、
昨日と同じ明日じゃなきゃ危険だから。
こう考えるのが人の本能なんです。
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だから、本当は
止める人が悪いわけでも、
挑戦しようとしてるあなたが
悪いわけでもないんですよね。
反対意見に負けて、
やってみたかったけどやめてしまった…
これ、ホントにもったいないです。
こういう人間の本能を知った上で
反対意見を受け入れるのか、
反対意見に反対して
挑戦するのか決めてくださいね。
どっちを選んでも
後悔しないように。