あなたは「これが無いと生きていけない」
というものはありますか?
家族?恋人?友達?仕事?
ペットやパソコンでも何でも。
自分が生きるのに必須なものってありますか?
物でも人でもそうですが、
「これが無いとダメ」
という状態はよろしくありません。
何かが無いと生きていけない、
誰かが居ないと無理、
依存心は、あなたが本当にその
何かが必要だということではなく、
あなたの心の在り方を変える必要があるという
サインかもしれないと考えてみてください。
例えば
友達が居ないと困る。
と思っているとしたら、
なぜ困ると思っているのか考えてみてください。
「友達にいつも愚痴を聞いてもらっているから。」
だとしたら、
友達に聞いてもらわないと解消できないぐらいの
大きなストレスを何とかする方に
目を向ける必要があるのかもしれません。
ストレスの原因が
仕事がつまらない事だったとしたら、
転職することに目を向けてみても良いですし、
親子関係がストレスなのだとしたら、
親と少し距離を置くことを
考えてみるのも良いかもしれません。
「え?親子は仲良くした方がと良いんじゃないの」
それが可能なのであれば、もちろんそうです。
ですが、その関係がストレスになって
自分をすり減らしてしまう場合は、
自分が幸せに楽しく生きるために
その観念を置いておいて、
ご家族を距離を置くのも一つの手です。
嫌いな人が居て、それがストレスなんだとしたら
その人のどこがそんなに嫌なのか、
その人を気にしないで済む方法が
あるのか無いのかに
目を向けてみてもいいかもしれません。
じゃあ、友達が必須な理由が
「一緒に居ると楽しいから」
だったとしたら、問題ないのかなと感じますよね。
でも
「その友達が居ないと生きていけない」
というように依存にまでなっている状態でしたら、
何か解決すべき問題が心の奥に
眠っている可能性があると考えてみてください。
その人以外の他人に心を開けない自分に
問題があるのかもしれないし、
その友達に自分以外と仲良くしてほしくないという
コントロールの思いかもしれないし、
友達はずっと一緒に居るべき
という観念を持っているのかもしれない。
もしくは
友達は大事なんだよという観念を
教え込まれて育ってきたのかもしれない。
逆に考えると、
何かに依存しているという状態は
自分の中に解決すべき問題がある証拠なのです。
何かが無いと生きていけない状態では、
その何かを失ってしまった時に
立ち直れないほど落ち込んでしまうことに繋がります。
他にもいくつか例を出してみますね。
【夫が居ないと困る】
自分の中の問題の可能性
・夫に収入を頼っているから?
・誰かに一緒に居てもらわないと寂しいから?
・自分を必要とされたいから?
【ペットが死んでしまったら生きていけない】
自分の中の問題の可能性
・ストレスが多いので、
ペットに癒しをもらわないと病んでしまいそう。
・動物の世話することでしか自分の必要性を感じられない。
・人に裏切られたことがあるから、動物にしか心を開けない。
大好きな何かがあること自体はとても良いことです。
ただ、その好きが
依存になっていないかどうかは
知っておくことをお勧めします。
【私の依存症】
私自身の体験談です。
以前の私はパワーストーンに依存気味。
購入金額が年々増加していて、
「この勢いで買い続けるとヤバい…
何年か後には何十万もの天然石を買ってしまうかも…」
と危機感を感じていました。
収入に見合っていない金額の
パワーストーンが欲しくなってきていました。
でも、まず「自分は天然石に依存している」
というのを理解して
「なぜ石が好きなのかな?」
と考えると、理由が見つかりました。
パワーストーンショップに行ったことがある方は
経験あるのではないかと思いますが、
店員さんがよく石の説明のパンフレットを
渡してくれたりしますよね。
私は、そこに書いてある
「目標達成をサポートしてくれる」
「恋愛に効く」
などという効果にとても惹かれていたのです。
惹かれた理由は、自分に自信が無かったから。
石の効果に頼って、足りない自分を
補おうとしていたのに気が付きました。
私が欲しかったのは、
自信がついて満たされた自分、
自己肯定感でした。
実際にはパワーストーンを買っても
自己肯定感は出てこないので、
次々に石を買い続ける悪循環に陥っていたのです。
あらあら なんてこと。
そこに気が付いてみると
「私が欲しいのはこれじゃないんだな」
という冷静な視点ができるようになりまして
今では次々に石が欲しくなるようなことは
無くなっています。
たまにはありますよ、買っちゃう時も。
でも常識的な範囲です。
買うことがいけないんじゃなくて、
パワーストーンに依存して
買わないと安心できないような状態が
よろしくないってことです。
依存は、自分が本当にやりたいことが
見つかっていないという証拠かもしれません。
ストレス、変えたい環境や自分の弱さから
逃げる、もしくは見ないようにするための
隠れ蓑なのかもしれません。
もしよければ、あなたも
自分を振り返ってみてください。
自分の中の何かを手放したり、
認めてしまうことが出来たら、
今よりも生きるのが楽になる可能性があるのです。
生きるのがちょっと楽になるヒントを書いた
メルマガを配信しています。
幸せを感じる為のきっかけを見つけていただけましたら幸いです。