
こんにちは、
星の引き寄せカウンセラーの宮西まりです。
人の幸せを喜べない。
嫉妬してしまう自分が、いやになる。
そんな気持ちで、このページを開いてくれたのかもしれません。
仲のいい友達から、結婚の報告が届いた。
しばらくして、妊娠したよ、と連絡が来た。
「おめでとう」と返したいのに、指が止まる。
やっと送ったあとも、胸の奥がずっと重いまま。
大好きな友達なのに。
こんな自分が、醜く情けない。
今日は、そう感じているあなたに向けて書いています。
人の幸せを喜べないのは、あなたの心が醜いからではありません
最初に、いちばん伝えたいことです。
友達の幸せを素直に喜べないのは、
あなたの性格が悪いからではありません。
心が狭いからでも、
友達を大事に思っていないからでもありません。
むしろ、大事な人だからこそ揺れている。
私は、そう思っています。
どうでもいい人の結婚なら、
「へえ、よかったね」で終わるはずです。
胸が重くなるのは、
その人が、あなたの近くにいる人だからです。
友達の幸せに嫉妬してしまうのには、理由があります
近くにいた人ほど、置いていかれた気持ちになる
前に、こんな相談を読んだことがあります。
保育園から高校まで一緒で、
実家も近い友達がいる。
前は定期的にご飯に行って、
恋の話も、仕事の愚痴も言い合っていた。
いつのまにか連絡が減って、
気づいたら彼氏ができて、結婚して、妊娠の報告が来た。
その人は、ずっと隣を歩いていた友達が、
急に先へ行ってしまったように感じていたのだと思います。
回答のひとつに、
「寂しさもあるのでは」という言葉がありました。
私も、そうだと思います。
嫉妬と一緒に、寂しさが混ざっている。
長く一緒にいた人ほど、その寂しさは大きくなります。
疲れているときは、「おめでとう」が出てきにくい
別の相談では、こう書かれていました。
友達が夢に向かって、ひとつずつ進んでいく。
そのたびに精一杯笑って、「おめでとう、すごい」と言う。
でも内心は、すごく落ち込んでしまう。
この人は、ちゃんと「おめでとう」を言えています。
言えているのに、苦しい。
その苦しさは、たぶん体の余裕とも関係しています。
仕事で疲れている日。
自分のことが、なかなか前に進まない時期。
そういうときに届く明るい知らせは、
いつもより、ずっと重く感じます。
それは心の問題というより、
単に、もう受け止める場所が残っていないだけのことが多いのです。
「心から喜ばなきゃ」が、いちばん苦しくさせている
このテーマの相談には、ある言葉がよく出てきます。
「素直に」
「心から」
友達の幸せを、素直に喜びたい。
心から、おめでとうと言いたい。
その願い自体は、とてもやさしいものです。
でも、「心から」に届かない自分を見つけるたびに、
「やっぱり私は醜い」と、また責めてしまう。
喜べないことそのものより、
喜べない自分に×をつけ続けることのほうが、
ずっと疲れるのだと思います。
引き寄せを学んだ人ほど、嫉妬がこわくなる
もし引き寄せの法則を学んだことがあるなら、
こんな言葉を読んだことがあるかもしれません。
人の幸せを喜べる人に、幸せはやってくる。
嫉妬のエネルギーは、自分に返ってくる。
引き寄せの記事では、わりとよく見かける考え方です。
これを知っていると、
嫉妬したあとに、もうひとつ怖さがついてきます。
喜べなかった。
それだけでもつらいのに、
「いま、私は自分の幸せを遠ざけたかもしれない」と思ってしまう。
私は、ここがいちばん苦しいところだと思っています。
心理の記事を読むと、
「インスタを見ないようにしましょう」
「他人と比べないようにしましょう」と書いてあります。
相談についていた答えも、
「自分に満足していれば、他人のことは気にならない」
「自分のいいところを紙に書き出して」が多くありました。
なかには、
「その友情を、つまらないやっかみで失っていいのか考えてみて」
という答えもありました。
友達を大事に思っているから悩んでいる人に、
「失うかもしれないよ」と伝えると、怖さがひとつ増えるだけです。
ほかの答えも、まちがってはいません。
でも、「嫉妬した私は、罰を受けるのかな」という怖さには、
誰も答えていませんでした。
なので、私の考えを書いておきます。
嫉妬したからといって、
あなたの幸せが減るとは、私は思っていません。
もし感情ひとつで幸せが遠ざかるなら、
人はみんな、とっくに不幸になっているはずです。
誰だって、うらやましくなる日はあるのですから。
ネガティブな気持ちとの付き合い方は、
引き寄せの法則とネガティブな感情|消さなくても、大丈夫な理由
にも書いています。
人の幸せを喜べない日に、今日からできること
「おめでとう」は、気持ちが追いつく前に言っていい
心から喜べるまで、お祝いを言ってはいけない。
そんなふうに思っていませんか?
言葉のほうが先で、かまいません。
「おめでとう」と送ったあなたは、
友達との関係を大事にしようとした人です。
それは嘘ではなく、あなたの本当の気持ちの一部です。
喜べない気持ちと、友達を大事に思う気持ちは、
同じ胸の中に、両方いてもいいのです。
精一杯笑って「おめでとう」と言った人は、
そのあとで「友達にも申し訳ないです」と書いていました。
笑顔の裏で落ち込んでいたことを、
だましたように感じていたのかもしれません。
でも、相手が受け取ったのは「おめでとう」の言葉です。
あなたが胸の中でどう感じていたかまで、
友達に差し出す必要はありません。
それは隠しごとではなく、
自分の気持ちを、自分で持っているだけのことです。
返事も、会うのも、少し時間をおいていい
報告を読んだその場で、
すぐに気の利いた返事をしなくても大丈夫です。
最初の相談者さんも、
結婚すると聞いたときから、
ご飯の誘いが来ても、あまり行きたくなくなってしまったと書いていました。
そういう時期があっても、いいと思います。
会いたくない時期と、
友達を嫌いになったことは、別のことです。
気持ちが少し落ち着いてから会うほうが、
結局は、ふたりにとってやさしい時間になります。
喜べなかった自分に、その日のうちに点数をつけない
報告を読んだ夜に、
「私はなんて心が狭いんだろう」と反省会を始めてしまう。
それは、今日はやめておきましょう。
「今日は、喜べなかった」
それだけで、話はおしまいにしていいんです。
理由を考えるのは、
ちゃんと眠って、元気がある日で十分です。
うらやましい気持ちとの向き合い方は、夜のコラム
見ないほうがいいと分かっているのに|うらやましさに、フタをしなくていい
でも書いています。
「ゆるい引き寄せ」は、喜べない気持ちも追い出しません
私がお伝えしている「ゆるい引き寄せ」では、
いい気分でいるために、ネガティブな気持ちを消そうとはしません。
嫉妬も、寂しさも、
「そう感じているんだな」と、そのまま置いておきます。
置いておくと、不思議なことに、
その気持ちは少しずつ小さくなっていきます。
追い出そうとすると、かえって居座るんですね。
それに、嫉妬の中には、
「本当は、私もこうなりたかった」という願いが、
隠れていることがあります。
ただ、それを探すのは急がなくていいです。
いまは、喜べない自分を責めるのをやめる。
それだけで、十分に引き寄せは動いています。
誰かを、うらやんでしまう自分がいやな日に|その気持ちも、責めないで
という記事も、よかったら読んでみてください。
喜べないまま「おめでとう」と言ったあなたへ
人の幸せを喜べないのは、
あなたがだめな人だからではありません。
近くにいる人だから揺れるし、
疲れている日には、明るい知らせが重くなる。
それだけのことです。
喜べないまま、それでも「おめでとう」と送った。
あるいは、送れずに、まだ迷っている。
どちらのあなたも、
友達との関係を、ちゃんと大事にしようとしています。
心から喜べる日は、
あとから、ふいに来ることもあります。
来なくても、あなたの幸せが減るわけではありません。
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