
こんにちは、
星の引き寄せカウンセラーの宮西まりです。
引き寄せの法則を続けていて、ネガティブな感情が出てきてしまう。
そのたびに、「あ、まずい」と焦ってしまう。
そんな夜に、このページを開いてくださったのかもしれません。
不安になった自分を、あわてて打ち消して。
「ありがとう」と唱えて、口角を上げてみて。
それでも、心はちっともついてきてくれなくて。
「ネガティブな気持ちでいると、悪いことを引き寄せる」
そう聞いてから、自分の感情そのものが、こわくなった。
過去の嫌なことまで思い出してきて、よけいに苦しくなる。
その苦しさを、私も通ってきました。
今日は、そのことだけを書きます。
引き寄せの法則で、ネガティブな感情が出るのは失敗ではありません
先に、いちばん大事なことをお伝えします。
ネガティブな感情が出てくることは、
引き寄せの失敗ではありません。
不安になった。
くやしかった。
誰かをうらやましいと思ってしまった。
どれも、心がちゃんと動いた、というだけのことです。
それ以上でも、それ以下でもありません。
引き寄せが重たくなるのは、
ネガティブな感情そのものではなくて、
「こんな気持ちになった自分はダメだ」と、
そのあとに、自分を採点してしまうほうです。
不安になった時間より、
不安になった自分を責めていた時間のほうが、
ずっと長かった。
そんな一日を、私も何度も過ごしました。
心をすり減らしているのは、たいてい、後半のほうなんです。
ネガティブな感情を消そうとするほど、苦しくなる3つの理由
なぜ、消そうとするとうまくいかないのか。
私が見てきた理由を、三つに分けてお話しします。
理由1:消そうとした気持ちは、かえって居座る
「不安になっちゃダメ」
そう思った瞬間、私たちは不安のことを考えています。
消すためには、まず、それを見なければいけないからです。
「白いくまのことを考えないでください」と言われると、
白いくまが頭から離れなくなる。
あれと同じことが、感情でも起きます。
だから、打ち消そうとがんばった日ほど、
夜になっても、その気持ちがまだそばにいる。
朝いちばんに思い出すのも、その気持ちだったりします。
あなたの意志が弱いからではありません。
やり方の向きが、少しだけ逆だっただけです。
理由2:「ポジティブに言い換える」が、もうひとつの我慢になる
ネガティブな気持ちが出たら、ポジティブな言葉に置き換えましょう。
よく、そう言われます。
「つらい」を「成長のチャンス」に。
「悲しい」を「ありがたい」に。
元気なときなら、これはできます。
でも、本当にしんどい日にやると、
「つらいと言ってはいけない」に変わってしまう。
言い換えは、我慢の別の名前になりやすいんです。
そしてがまんして笑った分は、どこにも消えていきません。
心のすみに、静かに積もっていきます。
積もったものは、いつか、思いがけない日にあふれます。
そのときにまた、「私はダメだ」と思ってしまう。
その繰り返しが、いちばん人を疲れさせます。
(関連記事:がまんして、笑っていませんか|泣いた分だけ、心は軽くなる)
理由3:感情に、良い・悪いの点数をつけている
引き寄せを学ぶと、感情に点数がつきはじめます。
ワクワクは高得点。
感謝も高得点。
不安と怒りは、減点。
そうやって一日じゅう自分を採点していると、
心が休める時間が、どこにもなくなってしまいます。
でも、ネガティブな感情には、ちゃんと役割があります。
不安は、大事にしたいものがあることを教えてくれる。
怒りは、越えられたくない線があることを教えてくれる。
うらやましさは、自分が本当はほしいものを教えてくれる。
点数をつけてフタをすると、
そのお知らせごと、聞こえなくなってしまう。
望みを教えてくれる声を、自分で閉じてしまうことになる。
それは、とてももったいないことだと私は思っています。
悪いことが続くと、「私のネガティブのせい」に思えてくる
もうひとつ、よく聞くお悩みがあります。
嫌なことが続いたときに、
「不安な気持ちでいたから、引き寄せてしまったんだ」
そう思ってしまう、というものです。
出来事を、ぜんぶ自分の感情に結びつけなくていい
ひとつ嫌なことが起きる。
次の日に、また別の嫌なことが起きる。
そこで「またこれだ」とつなげてしまうと、
二つの出来事が、ひとつの大きな出来事に見えてきます。
本当は、別々のことなのに。
そしてつなげるほど、
「私のせいだ」という証拠が増えていくように感じてしまう。
世の中で起きることの全部が、
あなたの感情から生まれているわけではありません。
雨が降ったのも、電車が遅れたのも、
あなたが不安だったからではないのです。
ぜんぶを引き受けようとする人ほど、
身動きが取れなくなっていきます。
手放していい責任が、思っているよりずっとたくさんあります。
過去の嫌なことを思い出してしまうとき
いい気分でいようとすると、
なぜか、昔の嫌な記憶のほうが浮かんでくる。
これも、よくあることです。
心はきっと、
まだ受け取ってもらえていない記憶を、
静かなときに差し出してくるのだと思います。
そういうときは、無理に前を向かなくて大丈夫です。
「あのときは、つらかったね」
そう、当時の自分に一言だけ返してあげてください。
思い出しても、引き寄せは壊れません。
ネガティブな感情が出たときに、今日からできる3つのこと
感情を出さない方法ではありません。
出てきたあとの、扱い方のお話です。
1.名前をつけて、そのまま置く
「不安だなあ」
「くやしかったんだな」
声に出すか、心の中で言うだけ。
それ以上は、何もしません。
解決しなくていい。
理由を探さなくていい。
ポジティブに直さなくていい。
不思議なのですが、
名前をつけて置いておくだけで、
感情は少しずつ小さくなっていきます。
見つけてもらえた気持ちは、
それ以上、さわがなくてよくなるからです。
2.「本当は、どうしたかった?」と一回だけ聞く
少し落ち着いたころに、自分にひとつだけ質問します。
「本当は、どうしたかったの?」
答えが出なくても、大丈夫です。
聞いてあげた、というだけで十分。
何度も繰り返すと、これもまた作業になってしまうので、
一日に一回まで、と決めておくのがおすすめです。
(関連記事:見ないふりを、そっとやめてみる|今日のメッセージ)
3.その日は、もう何もしない
ネガティブな感情が大きく出た日は、
アファメーションも、ノートも、イメージングも、お休みでいいです。
「今日もできなかった」と数えなくて大丈夫。
お風呂に入って、あたたかいものを飲んで、早く寝る。
その日は、それで満点です。
休んだ日があっても、引き寄せは止まりません。
むしろ、休むことも引き寄せのうちだと、私は思っています。
ネガティブをゆるす「ゆるい引き寄せ」という考え方
私がお伝えしている「ゆるい引き寄せ」は、
ポジティブになる努力を、しません。
ネガティブな感情を、消そうともしません。
やることは、たったこれだけです。
1.ネガティブな気持ちを、そのまま置く
「不安だなあ」と思ったら、「不安なんだね」と受け取る。
消そうとしない。それだけで、心はゆるみます。
2.今日ちょっと良かったことを、ひとつだけ見つける
コーヒーがおいしかった。空がきれいだった。
そのくらい小さなことで大丈夫。
ひとつだけ、がポイントです。三つも五つも探すと、また義務になるので。
3.疲れた日は、何もしない
何もしない日をゆるせるようになると、
引き寄せは、ずいぶん息がしやすくなります。
ネガティブな感情を敵に回さなくなると、
一日の中で戦う相手が、ひとり減ります。
その分の力が、そのまま、望むほうへ使えるようになる。
私自身、いい気分でいようと必死だったころより、
不安なままの自分をそのまま連れて歩くようになってからのほうが、
ずっと、いろんなことが動きはじめました。
(関連記事:ポジティブ思考に疲れたあなたへ|無理に前を向かなくていい理由)
まとめ:ネガティブな感情があっても、引き寄せは続いています
ネガティブな感情が出てしまうあなたは、
引き寄せに向いていない人ではありません。
感じる力が、ちゃんとある人です。
その力は、不安のほうにも使えるし、
望みのほうにも、同じだけ使えます。
まずは、消そうとするのをやめてみてください。
「不安なんだね」と、ひとこと。
今日は、それだけで十分です。
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