まず、自分を幸せにすること

あなたは自分を差し置いて、周りの人にばかり尽くしちゃっていませんか?

  
あの人が喜んでくれる顔を見たいから
子供はまだ手がかかるから
家族だから
今まで世話になった人だから
 
人が笑顔になってくれたら嬉しいものですよね。
それは良く分かります。
 
ですが、いつもいつも他の人ばかりに尽くして
自分の幸せ度を上げる事を忘れてしまっている人は要注意!
 
日本では特に、周りに尽くすのが美徳と思われがちですが、
実はこれ、尽くしている本人にも、周りにも
よろしくない悪循環を生んでしまうものなのです。
 
 
私が出会ったことのある人で実例を挙げてみます。

Aさんの場合

  
Aさんは明るくて気さくで、陽気な人柄。
人と関わるのが大好きで友達もたくさん居ました。
 
忙しそうな先輩を見たら、
いつでも自分のことを差し置いて
一番に手伝いに行っていました。
 
自分のこと優先だった私はいつも
 
「Aさんは手伝いに行っているのに、
お前はなぜ行かないんだ」
 
と、よく怒られたものです。
 
先輩のお手伝いは夜遅くまでかかることもあり、
当然その間に、一緒に食事を作ったり食べたりという
時間も入ってきて、余計に時間がとられます。
(私は人嫌いだったので、
その時間を取られるのが嫌だったんですが)
 
私は、人から好かれる
Aさんのことを尊敬していたし
自分には無い
素晴らしい長所があると思って
羨ましくもありました。
 
ですが、課題提出の日が近くなったある日、
Aさんが半泣きで部屋に駆け込むのを目撃。
 
話を聞くと、どうやら
日常的に人の手伝いばかりに行っていたので
自分の提出課題が終わらず
「もう間に合わない」と
パニックになってしまったようでした。
 
課題提出完了まで友人たちが毎日声をかけ、
サポートし、何とか提出には間に合ったようです…
 
そんなことがあってから
それまで手伝ってもらっていた先輩も、
Aさんに手伝ってもらい過ぎないように気遣いしたり、
常に周りの子がAさんが自分のことを済ませているか
気にかけなくてはいけなくなりました。
 

Bさんの場合


BさんもAさん同様に人に好かれる人柄。
さらに気遣いもできて、弁も立ち、
人を束ねる力もある実力派のしっかり者です。
 
友人、同僚問わず、
常にたくさんの人から頼りにされたり、
悩みを相談されたりしていました。
 
愛情深い人で、周りの人が
少しでも心穏やかに過ごせるようになるならと考えると
自分が忙しいとか、疲れているとかいうのは
完全に置き去りにするタイプ。
 

 
ある時、友人の家での忘年会を計画しました。
しっかり者のBさんは当然、幹事になってくれ、
何日も前から計画を練ったり、メニューを考えたり…
 
料理上手なBさんは、当日忘年会の念時間も前から
開催場所の友人宅に行き、
準備に勤しんで豪華な料理をふるまってくれました。
 
忘年会は無事楽しく終了…
なのですが、私は素直に「ありがとう」とは
言い難い気持ちに襲われていました。
 
なぜかって?
 
Bさんの仕事がとても忙しいのを知っていたからです。
忙しすぎる仕事のせいで、
休みの日は、ほぼ一日ぐったり
寝ているという話を聞いていたからです。
 
専業主婦で時間があり余ってるとかじゃなく、
忙しい仕事の合間に、
気遣い細やかに計画を色々考えてくれていたのです。

 
仕事帰りの遅い時間に色んなスーパーに寄って、
どこで食材を買えば一番会費が安くなるかを
何日も研究してくれているのを知っていたからです。
 
誰にも負担なく、ただ皆で
集まって楽しく話をしたかっただけなのに、
私は「Bさんに多大な負担をかけてしまった」
という思いでいっぱいでした。
 
そういう背景があったので、
「そこまでしないでいいのに」
と本人に言ってしまいました。
 
するとBさんは
「喜んで欲しくて頑張って作ったのに、
なんで素直に喜んでくれないの?」
…とは言いませんでしたが、
そう感じていたのは確かだと思います。
 
残念なのか、悲しいのか、複雑な表情をしていました。
 

 
誰かを犠牲にして自分だけ良い思いをして、
心から喜べる人は少ないのではないでしょうか。
 
お腹が空いてやせ細っている人から、
食べ物を貰おうと思えますか?
 
お腹いっぱいで満足している人からなら
遠慮なく受け取ることが出来ますよね。
 
食べ物以外の、
愛情だろうが労力だろうが同じことです。
 
満たされていない人から
何かを受け取るのは気兼ねしてしまうし、
その結果、本人がさらに苦しむようなことになるのは
誰も望まないはずです。
 

 

シャンパンタワーの法則をご存知ですか?

 
シャンパングラスを重ねて、
ピラミッドのように積み上げたものを想像して下さい。
 
「幸せ」というシャンパンが上から注がれます。
一番上のグラスを自分だと思って下さい。
 
自分のグラスが満たされて、
そこからあふれ出た分だけが
他の人たちに行き渡ることが出来るのです。
 
自分のグラスを満たさずに、
他の人だけを幸せにしようとしても、
構造上無理な話なんです。
 
表面上は周りに尽くして
うまく回っているように思えても、
Aさんのように長続きはしないか、
Bさんの時の私のように、
違和感を感じる人が出てくるのです。
 


 
自分を愛で満たしてください。

 
休めていない人、疲れている方は、
ゆっくり休む時間を作ってみてください。
 
自分の心も体もすっかり充電された時
あなたの大好きな人たちを
もっともっと大切にすることが出来るのです。
 
大切な人たちを幸せにすることが出来るとしたら、
それには自分が幸せになることが必要だと思ったら
もう少し自分を大事にできそうな気がしませんか?
 
私は、あなたが幸せになる姿が見たいと思います。
あなたに料理を作って欲しい訳じゃなく、
疲れていても私に尽くす姿を望んでいるのではなく、
あなたが心から笑って幸せそうにしている姿が見たいのです。
 
どうか、自分を軽んじず、
大拙な存在だと感じてみてください。
 

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ちょっと視点を変えるだけで感じられる幸福感を、
是非たくさんの方々にも感じてもらいたいと思います。

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