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2026.08.09

「絶対にこうなる」と言い切る声に、疲れていませんか|信じるものは、自分で選んでいい

夜の台所で、洗いものの水を止めた瞬間。

世界が、しんと静かになりました。

 

指先に、まだ水のつめたさが残っています。

換気扇の音だけが、低く回っている。

 

手をふいて、なんとなくスマホを開きました。

 

 

そこに、こんな言葉が並んでいました。

 

「2026年は、こうなります」

「この時期を逃したら、もう遅い」

「知らないと、危ないですよ」

 

読み終えたあと、胸のあたりが、少しだけ重くなっていました。

さっきまで、なんでもない、いい夜だったのに。

 

 

言い切ってくれる言葉に、惹かれてしまう

 

わたしも、そうです。

先が見えないとき、「大丈夫、こうなるから」と言い切ってくれる声は、ほんとうにありがたい。

 

迷わなくて、いいから。

自分で考えなくて、いいから。

 

でも。

 

言い切りの言葉は、そのぶん、あなたの手から「選ぶ力」を、そっと持っていってしまうことがあります。

 

 

こわい言葉ほど、遠くまで届く

 

今年は、言葉と情報が大きく揺さぶられる年だと言われています。

星の世界でも、通信やメディアに関わる場所が動いていく時期なのだそうです。

 

たしかに、画面の中の言葉は、去年よりずっと増えました。

AIが書いた占いも。

おすすめとして流れてくる、誰かの予言も。

 

そして増えるほどに、やさしい言葉より、こわい言葉のほうが、遠くまで届いていきます。

不安は、いちばん足が速いから。

 

 

誰が言ったか、より、何をもとに言っているか

 

見分け方は、むずかしくありません。

 

断定しかしない声からは、少し離れていい。

「こういう見方もあるし、こうとも言える」と、迷いも一緒に置いてくれる人の言葉は、たいていあたたかいです。

 

わたしは、占いもタロットも、未来を決めつけるものではないと思っています。

今のあなたの心を、映してくれる鏡。

 

だから、当たるか当たらないかより、読んだあとに、あなたの呼吸がゆるんだかどうか。

そちらのほうが、ずっと大事です。

 

 

今日は、こんなことを試してみませんか?

 

「ひと晩、置いてみる」

ざわっとする言葉に出会っても、その場で決めない。ひと晩眠って、次の日にもう一度読み返してみる。夜に大きく見えたものは、たいてい半分くらいの大きさに戻っています。

 

「体に、聞いてみる」

読んだあと、肩が上がっていませんか。息が浅くなっていませんか。頭では納得していても、体がかたくなる言葉は、今のあなたには早すぎる言葉です。

 

「言い換えてみる」

「絶対にこうなる」を、「そういうこともあるかもしれない」と、心の中でそっと言い直す。それだけで、決められていたはずの未来が、また自分で選べるものに戻ります。

 

 

最後に

 

未来のことを、誰かに決めてもらわなくて、大丈夫です。

 

あなたにはもう、ちゃんと感じる力があります。

読んだときの、あの「なんだかちがう」。

あれは迷いではなくて、答えのはじまりです。

 

情報は、道しるべ。

決めるのは、あなた。

 

急がなくていい。

全部を見分けられなくても、いい。

ざわついたら、いったん閉じる。それだけで、じゅうぶんです。

 

今日も、あなたにとって穏やかな時間が流れますように。

 

 

星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。

 

 

台所の灯りを、ひとつだけ残して。

明るすぎない、その小さな光の中で。

 

明日のことは、明日のあなたが、ちゃんと決めてくれます。

 

おやすみなさい。

また、夜のどこかで。

カテゴリ: ブログ夜のコラム
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