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2026.07.26

まわりが急に、変わりはじめた夏に|あなたの速さのままで、大丈夫

夜のベランダに出たら、風が思っていたよりも涼しくて、少し驚きました。

昼のあいだは、あんなに暑かったのに。

 

街灯の下で、葉っぱがゆっくり揺れています。

ちっとも急いでいない、揺れ方でした。

 

 

このごろ、まわりの人がみんな、変わろうとしているように見えます。

新しいことを始めた人。

思いきって、長くいた場所を手放した人。

 

スマホを開けば、誰かの決意や、誰かの変化が、次から次へと流れてきます。

すごいなあ、と思いながら。

わたしは少しだけ、置いていかれたような気持ちになりました。

 

今年は「風の時代が、いよいよ本格化する年」なのだそうです。

軽やかに。自由に。自分らしく。

その言葉は、たしかに美しい。

 

でも、その美しい言葉に、急かされてしまう夜も、あるのです。

 

 

「変わらなきゃ」と焦るとき、たいてい、誰かと比べている

 

不思議なもので。

「変わらなきゃ」という気持ちが、自分の内側から静かに湧いてくることは、あまりありません。

たいていは、誰かの速さを見たあとに、やってきます。

 

あの人は、もう動き出したのに。

わたしは、まだ同じ場所にいる。

 

でも、その「同じ場所」で、あなたはちゃんと息をして、誰かのごはんを作って、明日の準備をしています。

それは、止まっていることとは、まったく違います。

 

 

速く動く人より、深く根を張る人

 

今年のことを、こんなふうに言っている人がいました。

速く動く人よりも、深く整った人が輝く年になる、と。

 

わたしは、なんだか嬉しかったのです。

 

変化には、目に見えるものと、見えないものがあります。

引っ越しや、転職は、見えます。

けれど、「もう無理をしない」と決めたこと。

「あの人の言葉を、真に受けるのをやめた」こと。

そういう変化は、誰にも見えません。

 

見えないぶん、いちばん深いところで、あなたを変えていきます。

 

 

川は、急いでいない

 

夕暮れの川を、眺めたことはありますか。

ずいぶんゆっくり流れているように見えて、あれは一度も、止まったことがありません。

 

速さと、進んでいることは、別のものなのだと思います。

 

あなたの速さは、あなたの体と、暮らしと、これまで背負ってきたものに、ちょうど合った速さです。

誰かの速さに合わせた瞬間から、息が浅くなる。

それは、合っていませんよ、というサインなのだと思います。

 

 

今日は、こんなことを試してみませんか?

 

「今日は、何も決めない」と決めてみる

先送りにするのではなく、決めないことを、自分で選ぶ。それだけで、胸の奥の焦りが少し静かになります。

 

「最近やめたこと」を、ひとつ思い出す

始めたことではなく、やめたこと。手放したこと。そこにこそ、あなたの変化が残っています。

 

眠る前に、息を三回だけ、深く吐く

吸うことより、吐くことを長く。速さをゆるめるのに、いちばん簡単な方法です。

 

 

最後に

 

まわりが急に動き出したように見える時期は、たしかにあります。

そんなとき、自分だけ取り残されたように感じるのは、あなたが怠けているからではありません。

まわりを、よく見ている人だからです。

 

でも、あなたには、あなたのリズムがあります。

そのリズムを守ることは、わがままではありません。

いちばん確実に、遠くまで行く方法です。

 

焦らなくて、大丈夫。

無理をしなくて、大丈夫。

あなたの速さのままで、ちゃんと、行きたいところに着きます。

 

今日も、あなたにとって穏やかな時間が流れますように。

 

 

星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。

 

 

ベランダの風が、また少しだけ、涼しくなりました。

葉っぱは、さっきと同じ速さで揺れています。

急がないまま、それでも、夏は秋のほうへ進んでいく。

 

おやすみなさい。

また、夜のどこかで。

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