
クローゼットを開けると、夏の匂いがふわりと立ちのぼりました。
日に焼けたTシャツ、麦わら帽子、色あせたサンダル。
窓の外では、木々がゆっくりと赤やオレンジに染まりはじめています。
わたしは、なんだかしんみりして、それから少し嬉しくなるのです。
片づけながら、思い出も一緒にたたむ
一枚一枚、夏物をしまっていると、その服を着ていた日のことがよみがえります。
楽しかった日も、しんどかった日も、布の折り目のなかに眠っている。
手放すというのは、忘れることではなくて、次へ進む準備なのかもしれません。
手放すことは、失うことじゃない
厚手のセーターを引っぱり出すと、少し埃っぽい、でも安心する匂いがしました。
去年の自分が着ていたセーター。
季節がめぐるたび、わたしたちも少しずつ入れ替わっている。
『手放すことでしか、新しい季節を迎え入れる場所はできないということです。』
今日は、こんなことを してみませんか?
「一枚だけ、着ない服を手放してみる」感謝を込めて畳んでから。
「衣替えのついでに、心の中も棚卸ししてみる」今の自分に必要なものだけを。
「暖かい飲み物を一杯、自分のために淹れる」季節の変わり目の労いに。
最後に
すべてを一度に片づけなくても大丈夫。
焦らず、無理せず、あなたのペースで。
今日も、あなたにとって 穏やかな時間が流れますように。
星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。
窓の外の木々は、今日もひとつずつ色を重ねています。
その静かな移り変わりに、そっと手を添えながら。



