
ニュースの天気図が、
まっ赤に、塗られていました。
大暑。
一年でいちばん暑い、とされる頃です。
「一年でいちばん」と聞いて、
げんなりすると同時に、
わたしは少しだけ、ほっとします。
いちばん、ということは、
ここが頂上だということ。
この先は、少なくとも
これ以上には、ならない。
つらさの渦中にいるとき、
いちばん苦しいのは、
「これがいつまで続くのか」が
見えないことです。
終わりの見えない暑さと、
「大暑を過ぎれば、あとは下るだけ」
と分かっている暑さでは、
同じ気温でも、心の消耗が違う。
人生の「暑さ」も、同じです。
仕事の繁忙期、子育ての大変な時期、
介護の、看病の、正念場。
「今がピークだ」と知れるだけで、
人は、ずいぶん耐えられるのです。
ピークは、過ぎるためにある
もし今、あなたが
何かの真っ最中にいるなら、
こう考えてみてください。
「ここが大暑なら、
あとは涼しくなっていくだけ」
ピークというのは、
とどまる場所ではなくて、
過ぎるためにある地点です。
暦の上でも、大暑の次は、もう立秋。
最後に
いちばん暑い数日を、
どうか無理せず、ゆるゆると。
がんばりは、涼しくなってから
いくらでも、できます。
今日も、あなたにとって
穏やかな時間が流れますように。
星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。
まっ赤な天気図の端っこに、
次の季節が、もう並んで待っています。
峠の茶屋のつもりで、ひと休み。
また、夜のどこかで。



