
エアコンを止めて、
ベランダに出てみました。
むわっとした空気の中に、
ときどき、いい風がまじる。
夜の空は、昼間より
ずいぶん、やさしい顔をしています。
夏のあいだ、わたしたちは
閉めきった部屋で暮らします。
それは正しい避暑なのだけれど、
ずっと箱の中にいると、
心まで、少しこもってくる。
外の空気にふれていない日は、
どこか、息が浅いのです。
だから、おすすめしたいのが、
夜の五分だけの、夕涼みです。
日が落ちてから、
ベランダでも、玄関先でもいい。
夜風に、五分だけ当たる。
空を見て、風の音を聞いて、
遠くの生活の音に、耳をすます。
それだけで、こもっていた息が、
すうっと、深くなります。
昔の人が縁台で夕涼みをしたのは、
涼むためだけではなくて、
一日の心の換気だったのかもしれません。
五分の外気浴を、習慣に
お金も、道具も、いりません。
サンダルを、つっかけるだけ。
今夜、寝る前によかったら、
五分だけ、夜とすれ違ってみてください。
最後に
部屋にこもるのが正解の夏こそ、
ときどき、空の下へ。
今日も、あなたにとって
穏やかな時間が流れますように。
星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。
風がひとつ、通っていきました。
今日いちばん、上等な風でした。
そろそろ、部屋に戻ります。
おやすみなさい。
また、夜のどこかで。



