
スーパーの店先に、
オレンジ色のかぼちゃが並んでいました。
もうすぐ、ハロウィンですね。
仮装した子どもたちの写真を眺めながら、
ふと、仮面のことを考えていました。
わたしたち大人も、
毎日、仮面をつけています。
職場用の、しっかり者の顔。
ママ友の前の、にこやかな顔。
親の前の、心配かけない顔。
それ自体は、悪いことではありません。
仮面は、社会で生きるための
大切な道具でもあるから。
問題は、外す場所がないときです。
一日じゅう、どの顔もつけっぱなしで、
夜、ひとりになったとき、
「あれ、素顔のわたしって、どんなだっけ」
と、わからなくなる。
疲れの正体が、仕事や家事じゃなくて、
仮面のつけっぱなしだった、
ということは、案外多いのです。
仮面を外す場所を、ひとつだけ
だから、探してみてほしいのです。
素顔でいられる場所を、ひとつだけ。
それは人でなくても、いいのです。
湯船の中の十分間でも、
ひとりで飲む一杯のお茶の時間でも、
日記帳の上でも。
「ここでは、取り繕わなくていい」
という場所がひとつあるだけで、
仮面はまた、明日もつけられます。
最後に
仮装がすてきなのは、
脱いだあとの素顔があるからこそ。
あなたの素顔も、どうか
今夜、ゆっくり休めますように。
今日も、あなたにとって
穏やかな時間が流れますように。
星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。
店先のかぼちゃは、
くり抜かれて、灯りをともすのだそうです。
怖い顔の内側に、あかり。
なんだか、わたしたちみたいですね。
また、夜のどこかで。



