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2025.12.10

誘いに全部応えなくていい|忘年の夜、心地よい距離を選ぶ

誘いに全部応えなくていい

街灯の光の輪の中だけ、雪がきらきらと舞っています。

輪の外は、ただ静かな闇。

わたしは白い息を吐きながら、その境目をぼんやり見つめていました。

 

一歩、また一歩。

雪を踏むたびに、靴の下できゅっと小さな音がします。

こんな音に耳をすませられるのは、予定のない、ただの帰り道だからかもしれません。

 

 

この時期は、誘いの多い季節です。

忘年会、同窓会、久しぶりの女子会。

「顔を出さなきゃ」「今回は行っておかないと」。

気づけば、手帳の余白はどんどん埋まっていきます。

 

 

気づけば、笑う練習をしている

 

行けば行ったで、ちゃんと笑って、ちゃんと相槌を打って。

帰り道、どっと疲れが押し寄せる。

それは、あなたが人付き合いが下手だからでも、冷たいからでもありません。

ただ、少しだけ頑張りすぎているだけです。

 

真面目な人ほど、誘いを断ることに罪悪感を覚えます。

けれど、その罪悪感は、あなたが不誠実だからではなく、むしろ誰かを大切にしたい気持ちの裏返しです。

 

 

断ることは、扉を閉めることじゃない

 

「今回は見送ります」のひとことは、関係を壊す言葉ではありません。

無理をして疲れた顔で会うより、元気なときにゆっくり会えたほうが、相手にとっても、ずっと嬉しいはずです。

境界線を引くことは、冷たさではなく、優しさのかたちのひとつです。

 

自分を守る選択をした日は、少しだけ自分を褒めてあげてください。

それは、わがままではなく、これから先も長く人と付き合っていくための、大切な知恵です。

 

 

比べなくていい、あなたのペースがある

 

隣の人が三つの忘年会をこなしているからといって、あなたも同じ数をこなす必要はありません。

体力も、心の器も、人それぞれ違います。

今年はひとつだけ大切にする、来年はもう少し増やしてみる。

そんなふうに、年ごとに自分の器を測り直していいのです。

 

無理をして満員のスケジュールをこなした先に待っているのは、達成感より疲労のことが多いもの。

だったら、少ない予定を、丁寧に味わうほうを選んでいい。

それも、ちゃんとした年末の過ごし方です。

 

 

『すべての誘いに応えなくても、あなたの価値は変わらない』ということです。

 

 

今日は、こんなことを してみませんか?

 

「一つだけ、今回は見送ると決めてみる」誰か一人に、丁寧にお断りの連絡をしてみましょう。

「行くと決めた予定は、心から楽しむと決める」義務ではなく、選んだことだと捉え直してみましょう。

「帰った夜は、自分をねぎらう時間をつくる」温かいお茶でも、静かな音楽でも構いません。

 

 

最後に

 

誰にでもいい顔をしなくていい。

全部に応えなくていい。

断ることも、選ぶことも、あなたが自分を大切にしている証です。

一年の終わりくらい、自分にとって心地よい距離で、人とつながっていてください。

焦らず、無理せず、あなたのペースで、この季節を過ごしてください。

今日も、あなたにとって 穏やかな時間が流れますように。

 

 

星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。

 

 

街灯の輪をひとつ、またひとつ通り過ぎて、家路を急がず歩いていきます。

雪はまだ、静かに降っています。

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