
風の強い日でした。
ベランダの物干しがカタカタ鳴って、
落ち葉が、道路を走っていく。
そんな日は、なんだか心の中まで、
ざわざわしませんか。
「最近、イライラしてばかりで。
そんな自分が、いちばん嫌なんです」
そう打ち明けてくださる方は、
とても多いです。
家族のちょっとした一言に、かちんとくる。
言わなくていい言い方を、してしまう。
夜になって、ひとり反省会が始まる。
怒ってしまったことより、
怒ってしまう自分に、疲れてしまうのです。
でもね、怒りって、
ただの悪者ではないのです。
怒りは、心の警報機。
あなたの大切なものが踏まれたときに、
「いま、大事なものが踏まれたよ」と
教えてくれる音なのです。
丁寧にやった家事を、当たり前にされて怒る。
それは、あなたが自分の働きを
大切に思っているから。
時間を守らない人に怒る。
それは、あなたが相手との時間を
大切にしているから。
怒りの下には、いつも、
大切なものが埋まっています。
「何が大切だったの?」と聞いてみる
だから、イラッとしたら、
自分を責める前に、
ひとつだけ質問してみてください。
「わたし、何を大切にしたかったんだろう」
答えが見つかると、怒りは
「わかってほしかったんだね」という
切ない気持ちに、姿を変えます。
そうなればもう、
怒りに振り回される側ではなくて、
怒りの声を聞いてあげる側です。
最後に
イライラするあなたは、
性格の悪い人ではありません。
大切なものがたくさんある人、なのです。
今日も、あなたにとって
穏やかな時間が流れますように。
星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。
風は、夜になって少し、おさまりました。
あなたの心のざわざわも、
眠るころには、静かになっていますように。
おやすみなさい。
また、夜のどこかで。



