
カレンダーを一枚めくると、
今年の後ろ半分が、あらわれました。
七月。
一年の、ちょうど折り返しです。
夕方の風に、夏のにおいが混じりはじめて、
ああ、もう半分きたんだなあと、
ベランダでしばらく、ぼんやりしていました。
折り返しの日って、
ちょっと危ないのです。
「もう半年たったのに、何もできていない」
「一月に決めたこと、続いていない」
そんなふうに、
できなかったことの数えなおしを、
始めたくなるから。
わたしも、やりかけました。
手帳の一月のページを開いて、
そっと、閉じました。
でもね、思うのです。
この半年、
あなたは何もしていなかったわけでは、
ないはずです。
ごはんをつくって、
仕事や家のことをこなして、
誰かの話を聞いて、
眠れない夜を、いくつか越えて。
目標のリストには載らないことを、
数えきれないほど、やってきた。
それで、じゅうぶん合格点です。
後半は、「べき」より「したい」を
もし、後半の計画を立てるなら、
「やるべきこと」ではなくて、
「やりたいこと」から書いてみませんか。
大きなことでなくていいのです。
あの人に会いたい。
あの店の、あれが食べたい。
海を見たい。
「したい」から始まる半年は、
「べき」から始まる半年より、
ずっと遠くまで連れていってくれます。
最後に
前半のあなたに、合格点を。
後半のあなたに、やわらかい計画を。
折り返し地点は、
反省会の場所ではなくて、
水を飲んで、ひと息つく場所です。
今日も、あなたにとって
穏やかな時間が流れますように。
星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。
めくったばかりのカレンダーの、
まっさらな三十一日分の余白。
そこに何を書くかは、
ぜんぶ、あなたが決めていいのです。
ゆっくり、いきましょう。
また、夜のどこかで。



