
窓の外で、
誰かのスマートフォンの光が、
ふっと消えていくのが見えます。
夜は、こういう瞬間に満ちています。
明るかった画面が、
すっと暗くなる、その一瞬。
わたしは、
その静けさが、好きです。
昼間はずっと、
誰かの声や、誰かの暮らしが、
指先ひとつで流れ込んできます。
笑っている誰か。
うまくいっている誰か。
綺麗に整えられた、誰かの一日。
気づけば、
自分の一日と、
比べてしまっていることが、あります。
比べるほどに、遠くなる
これは、わたしだけの感覚ではないようです。
今、多くの人が、
情報の多さよりも、
「比べてしまう自分」に、
疲れを感じているといいます。
誰かの成功も、
誰かの幸せも、
本当は、その人だけのもの。
なのに画面の中では、
まるで採点表のように、
並んでしまう。
比べるたびに、
わたしたちは、
少しずつ、自分から遠ざかっていく。
そんな気がするのです。
あなたの速さで、いい
風の時代、というのでしょうか。
これからは、
「みんなと同じ速さ」より、
「自分だけの速さ」が、
大切にされていく時代なのだと思います。
誰かより早く。
誰かより多く。
誰かより上手に。
そういう物差しを、
そっと、置いてみる。
すると不思議なくらい、
息がしやすくなります。
あなたの人生は、
あなたにしか、
歩けない道です。
隣の人のペースは、
隣の人のもの。
今日は、こんなことを試してみませんか?
「通知を、少しの間だけ切ってみる」
比べる材料を、一度、視界の外に置いてあげる時間です。
「今日できたことを、ひとつだけ書き出す」
誰かとの比較ではなく、昨日の自分との対話です。
「深呼吸をして、指先ではなく、自分の内側を見てみる」
答えは、いつも、そこにあります。
最後に
比べることは、
悪いことではありません。
ただ、比べすぎて、
自分を見失ってしまうのは、
少し、悲しいことです。
誰かの光は、誰かの光のまま。
あなたの光は、あなたの光のまま。
焦らなくて、大丈夫。
無理をしなくて、大丈夫。
あなたのペースで、
あなたの人生を、
歩いていってください。
今日も、あなたにとって穏やかな時間が流れますように。
星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。
窓の外では、
また誰かのスマートフォンの光が、
ふっと灯って、
ふっと消えていきます。
比べなくていい。
あなたは、あなたのまま、光っている。
おやすみなさい。
また、夜のどこかで。



