
満開の桜より、
少し散りはじめた桜のほうが、
きれいだと感じることが、あります。
風にひとひら、またひとひら。
完璧に咲きそろっていなくても、
桜は、じゅうぶん、美しい。
このごろ、
「ちゃんとできない自分が、いやになる」と
おっしゃる方に、よくお会いします。
家のことも、仕事も、
誰かとの約束も、
全部、きちんとやらなきゃ、と。
少しでもできないと、
自分を、責めてしまう。
でも、じつは今、
「完璧であること」よりも、
「自分らしくあること」のほうが、
大切にされる時代へと、
変わってきています。
きちんと、より、心地よく。
だから、今日お伝えしたいのは、
「完璧じゃなくても、大丈夫」
ということです。
「ちゃんと」は、いつも自分を追い立てる
「ちゃんとしなきゃ」の声は、
やさしい顔をして、
あなたを、追い立てます。
どこまでやっても、
「まだ足りない」と、
ゴールを、遠ざけていく。
でも、その基準は、
本当に、あなたのものでしょうか。
六十点で、花まる
百点でなくても、いいのです。
今日を、なんとかやりきったなら、
それはもう、じゅうぶん、
花まる、です。
できなかったことより、
できたことに、目を向けてあげて。
今日は、こんなことを
してみませんか?
「ひとつ、手を抜いてみる」
いつも頑張っていることを、
今日だけ、ゆるめてみる。
「できたことを、口に出す」
『今日は、これができた』と、
声に出して、認めてあげる。
「未完成のまま、置いてみる」
やりかけのことを、
『これでよし』と、いったん手放す。
最後に
完璧を目指すあなたは、
それだけ、真面目で、一生懸命な人。
でも、どうか、その頑張りに、
「もう、じゅうぶんだよ」と、
言ってあげてください。
焦らず、無理せず、
あなたのペースで、
不完全なまま、咲いていい。
今日も、あなたにとって
穏やかな時間が流れますように。
星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。
散った花びらは、
やがて土にかえって、
また来年の桜を、育てます。
完璧に見える春も、
ほどけることで、めぐっていく。
また、花の咲くころに。



