
風のない朝の湖は、
鏡のように、静かです。
まわりの木々も、空も、
そのままの姿を、
ゆったりと、映しています。
誰にも気をつかわず、
ただ、あるがままでいる水面は、
どうしてこんなに、美しいのでしょう。
このごろ、
「人に気をつかいすぎて、疲れる」と
おっしゃる方に、よくお会いします。
誰かの機嫌を、うかがい、
頼まれごとを、断れず、
いつも、自分をあとまわしにして。
「いい人」でいようとするほど、
心は、すり減っていきます。
でも、じつは今、
人とのつながり方も、
「無理して合わせる」から
「心地よい距離を保つ」へと、
変わってきています。
おたがいが自由でいられる関係のほうが、
長く、あたたかく、続いていく。
だから、今日お伝えしたいのは、
「いい人を、少し休ませてあげて」
ということです。
断ることは、冷たいことではない
「ごめんね、今日はできない」
そう言うのが、
こわい人も、いるでしょう。
嫌われるのでは、と。
でも、あなたが無理をして、
あとで疲れきってしまうより、
正直に伝えるほうが、ずっと誠実です。
断ることは、
相手を拒むことではなく、
自分を、守ること。
あなたを大切にする人は、離れていかない
あなたが少し距離を置いても、
本当にあなたを大切に思う人は、
ちゃんと、そばに残ります。
気をつかわなければ壊れる関係なら、
それは、はじめから、
少し無理が、あったのかもしれません。
今日は、こんなことを
試してみませんか?
「ひとつだけ、断ってみる」
気が進まない誘いを、
勇気を出して、やわらかく断る。
「自分の気持ちを、先に聞く」
『相手は』の前に、
『わたしは、どうしたい?』と問う。
「ひとりの時間を、予定に入れる」
誰にも会わない時間を、
自分のために、確保してあげる。
最後に
あなたは、
誰かのために、じゅうぶん尽くしてきました。
これからは、
その優しさを、少しだけ、
自分にも、向けてあげてください。
焦らず、無理せず、
あなたのペースで、
心地よい距離を、見つけていけばいい。
今日も、あなたにとって
穏やかな時間が流れますように。
星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。
静かな湖は、
何も、がんばっていません。
ただ、あるがままで、
空を、映している。
あなたも、そんなふうに、
肩の力を、抜いていい。
また、水のほとりで。



