
一日の終わりに、
ようやく腰をおろして、
あたたかい飲みものを、
両手で包んだとき。
ふう、と、
肩から力が抜けて、
自分でも気づかないうちに、
ずっと気を張っていたんだな、と
思うことは、ありませんか。
このごろ、
「休むのが、下手で」と
おっしゃる方に、
よくお会いします。
朝から晩まで、
家族のこと、仕事のこと、
やらなきゃいけないことを、
いくつも抱えて。
そのうえ最近は、
「もっと頑張れば運が開ける」
「これをやらないと損をする」
そんな声まで、
まわりにあふれています。
まじめな人ほど、
休むことにさえ、
どこかで罪悪感を、
感じてしまうのです。
でも、じつは今、
時代の流れそのものが、
「もっと、もっと」から
「ちょうどよく、整える」へと、
静かに変わってきています。
たくさん手に入れることよりも、
心と体を心地よく保つことのほうが、
大切にされはじめている。
だからこそ今夜、
あなたにお伝えしたいのは、
「頑張ることより、整えること」
という、一言です。
何もしない時間は、サボりではない
何もしていない時間を、
「無駄」だと感じてしまうのは、
あなたのせいではありません。
ずっと、
頑張ることを褒められて、
生きてきたのだから。
でも、畑だって、おなじです。
ずっと作物を育てつづけたら、
土は、痩せてしまう。
何も植えず、ただ休ませる季節が、
次の実りを、育てていく。
あなたの心にも、
その「休ませる季節」が、
ちゃんと必要なのです。
整えるとは、自分に還ること
整えるというのは、
特別なことでは、ありません。
ゆっくり、息を吐く。
あたたかいものを、飲む。
好きな香りを、深く吸いこむ。
そうやって、
外に向いていた意識を、
そっと、自分に戻してあげること。
それだけで、
こわばっていた心は、
ちゃんと、ほどけていきます。
今夜は、こんなことを
してみませんか?
「十分だけ、何もしない」
スマホもテレビも消して、
ただ、ぼんやりする時間を許してみる。
「ひとつだけ、手放す」
今日やり残したことを、
「明日でいい」と、声に出してみる。
「自分に、ねぎらいの言葉を」
今日もよくやったね、と
心のなかで、自分に言ってあげる。
最後に
あなたは、
もう十分に、頑張っています。
これ以上、
何かを足さなくても、大丈夫。
むしろ、
少し引いて、整えることで、
本当の元気は、戻ってきます。
焦らず、無理せず、
あなたのペースで、
自分を、いたわってあげてください。
今日も、あなたにとって
穏やかな時間が流れますように。
星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。
さあ、そろそろ
あたたかい飲みものを、
もう一口。
今日という、やわらかい一日を、
あなたの手のなかで、
ゆっくり、あたためてください。
おやすみなさい。
また、静かな夜に。



