
こんにちは、星の引き寄せカウンセラーの宮西まりです。
引き寄せで手放したのに叶わない。
そう思いながら、ここにたどり着いた方かもしれません。
執着を手放すといい、と読んで。
考えないようにして。
連絡するのもやめて。
願うことさえ、やめてみて。
それでも、何も動かないまま日が過ぎていく。
そして、こう思う。
私の手放し方が、まだ足りないんだろうか。
今日は、その話を書きます。
手放したのに叶わないのは、手放し方が下手だからではありません
先に、結論を書きます。
手放したのに叶わないとき、たいていの記事にはこう書いてあります。
まだ手放しきれていない。
手放したフリになっている。
心の底から信じきれていない。
私も、ひととおり読みました。
読むたびに、うまくいかない理由が、少しずつ自分の中に移ってくる感じがしました。
でも私は、そうは思っていません。
手放しは、叶えるための手順ではないからです。
手放したら叶う、という順番で覚えてしまうと、
手放しはいつのまにか、叶えるための最後のひと押しになります。
そうなった時点で、手はまだ、願いのほうに伸びたままです。
叶わないのは、あなたの手放し方が下手だからではなくて、
手放しが、新しい方法に変わってしまっただけかもしれません。
手放したのに叶わないと感じてしまう理由
私が思っている理由を、書いていきます。
叶えるために手放していると、手はまだ伸びたまま
ある質問サイトで、こんな声を読みました。
執着を手放すと結ばれる、と言われて手放してみた。
そうしたら仕事や友だちや趣味のほうに打ち込むようになって、
相手が戻ってきたころには、自分の興味のほうがなくなっていた、と。
その人は、本当に手放しは合っているのか、と聞いていました。
手放したら戻ってくるはず、と思って離した手は、
離しているように見えて、ずっと相手のほうを向いています。
うしろで、そっと結果を待っている。
それは、休んでいる手ではありません。
待っている手です。
待っている手は、開いているようでいて、ずっと力が入っています。
だから疲れるし、何も置けません。
手放せたかどうかを、毎日採点している
同じ質問サイトに、こういう質問もありました。
執着するかしないかを考えている時点で、それはもう執着ですか、と。
とても正直な質問だと思いました。
手放しを課題にすると、必ずこの場所に来るからです。
手放せたかな。
まだ考えてるから、手放せてないな。
今日は一度も思い出さなかったから、少し進んだかも。
あ、進んだか数えてる時点で、だめかも。
朝から夜まで、自分に丸と×をつけ続けることになります。
ここがいちばん、消耗するところです。
願いを追いかけているときより、
手放せたかを採点しているときのほうが、ずっと疲れます。
(関連記事:手放せなくても、責めなくていい|今日のメッセージ)
不足感があるから叶わない、と言われてしまう
執着は、まだ手に入っていないという不足感だから、その不足感のほうが現実になる。
そういう説明を、何度も見かけます。
理屈としては、分かります。
でも、これを読んだあとに起きることが、私はずっと気になっていました。
足りないと感じている自分を、今度は責めはじめてしまうんです。
足りないと思ってはいけない。
思ったら、また遠ざかる。
そう思うほど、自分の気持ちを一日じゅう見張ることになります。
欲しいと思うことは、足りないことではありません。
好きなものが、まだちゃんとある、というだけです。
「手放す」が「なかったことにする」に聞こえている
人への執着の手放し方を聞いていた方が、こう書いていました。
労力も、時間も、心も、その人に使ってしまった分だけ、離れられません、と。
返ってきた答えは、遠くへ引っ越しなさい、時間が経てば必ず薄れます、でした。
私は、そこが少し冷たいなと思いました。
その方が離れられないのは、弱いからではありません。
そこに、本当に時間を使ったからです。
手放しなさい、と言われると、
使った時間ごと、なかったことにしなさいと言われているように聞こえます。
心が動かないのは、当たり前だと思います。
捨てるものではなくて、置くものだと思っているので。
手放したあと、願いのほうが変わることがあります
さっきの、相手が戻ってきたころには興味がなくなっていた方の話に戻ります。
その方は、その程度の縁だったということでしょうか、と聞いていました。
返ってきた答えは、そうです、その程度の縁です、でした。
でも私は、そうは読みませんでした。
手放していたあいだ、その方は仕事や友だちや趣味のほうへ動いていました。
その時間が、その方を少し変えたのだと思います。
だから、戻ってきたものが、もう合わなくなっていた。
願いが叶わなかったのではなくて、
願いのほうが、先に進んでいたということもあります。
それは、負けではありません。
縁が薄かったからでもありません。
待っていた時間に、あなたのほうが動いていた、というだけです。
「毎日唱えなさい」と「手放しなさい」が、逆に見える
強くイメージしたら手放しなさい、と書いてある本があります。
毎日イメージして、声に出しなさい、と書いてある本もあります。
どっちなんですか、と質問している方がいました。
矛盾して見えるのは、当然だと思います。
私はこう考えています。
毎日思い出すのは、これが好きだ、を確かめる時間。
手放すと呼ばれているのは、いつ、どうやって、を決めるのをやめること。
願いを思い出すことと、段取りを握りしめることは、別のものです。
だから、両方書いてあるのだと思います。
どちらかが間違っているわけではなくて。
手放したのに叶わない日に、今日からできる小さなこと
やることを増やしたいわけではないので、小さいものを三つだけ。
「まだ欲しい」を、そのまま言ってみる
手放せていないことを、隠さなくて大丈夫です。
まだ欲しい。
まだ、あきらめたくない。
心の中でそう言うと、たいてい、少しゆるみます。
ずっと押さえていたものに、押さえるのをやめてもいいよ、と言うだけなので。
手を離すのは、願いではなく「いつ」と「どうやって」
今月中に。
あの人から連絡が来るかたちで。
この方法で。
握りしめて苦しくなるのは、たいてい願いそのものではなく、この二つです。
願いは持ったままでいいので、期限と道順のほうだけ、そっと空けておく。
それだけで、入ってこられる道が増えます。
(関連記事:引き寄せの法則の効果はいつから?|日数で測らなくて、大丈夫です)
確かめるのを、一日ひとつだけ減らす
通知を見にいく。
相手のページを開く。
手放せているか、自分に聞く。
全部やめなくていいので、そのうちのひとつだけ、今日は減らしてみる。
確かめる回数が減ると、待っている時間が、少し短くなります。
時間が変わるわけではなくて、数えるのをやめるからです。
恋愛のことで苦しい方は、こちらのほうが近いかもしれません。
(関連記事:恋愛の執着を手放す方法|追いかけるのをやめたら、ゆるむ理由)
手放さなくていい、「ゆるい引き寄せ」という考え方
私がお伝えしている「ゆるい引き寄せ」では、手放しを課題にしません。
手放せた人だけが叶う、という決まりを置かないからです。
やっていることは、これくらいです。
まだ欲しい気持ちを、消さずに置いておく
消そうとするから、余計に目立ちます。そのまま置いておくと、案外おとなしくしています。
叶ったかどうかを、毎日は確かめない
確かめるたびに、まだだ、が上書きされます。数えるのをやめるほうが先です。
待っているあいだに、別のことをしていい
待つことは、じっとしていることではありません。動いているうちに、願いのほうが更新されることもあります。
手放せていなくても、ここから進めます
引き寄せで手放したのに叶わない。
その時間を、あなたはもう、じゅうぶん長く過ごしてきたと思います。
手放せていない自分を責めるのは、今日でやめて大丈夫です。
手放しは、試験ではありません。
合格したら叶う、というものでもありません。
まだ欲しいまま、力だけ抜いていく。
そのくらいで、ちょうどいいと思っています。
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