
こんにちは、星の引き寄せカウンセラーの宮西まりです。
「人間関係に疲れた。少し距離を置きたい」
そう思いながら、まだ誰とも距離を置けずにいる。
そんな夜に、このページを開いてくださったのかもしれません。
嫌いになったわけではないんです。
その人が悪いわけでもない。
ただ、会った日の帰り道に、
何も考えられなくなるくらい疲れている。
でも「疲れるから会いたくない」なんて、
言えるはずもなくて。
今日は、そんなあなたに向けて書いています。
人間関係に疲れて距離を置きたくなるのは、あなたのせいではありません
まず、いちばんお伝えしたいことから。
人間関係に疲れて距離を置きたくなったのは、
あなたが冷たいからでも、
わがままだからでもありません。
むしろ、逆だと思っています。
疲れるまで気を張っていられたのは、
相手のことを、ちゃんと見ていたからです。
今日は機嫌がよくないな。
この話は、たぶん触れないほうがいいな。
今の間は、何か言ってほしかったのかな。
そういうものを、ひとつずつ拾いながら座っていたら、
疲れないほうがおかしいんです。
拾わない人は、疲れません。
拾える人だけが、疲れます。
距離を置きたいのに置けなくなる3つの理由
理由1:嫌いになったわけではないから
Yahoo!知恵袋に、こんな声がありました。
「同じ人と関わっていると、悪い部分が見えてくるため、それがストレスで距離を置いてしまいます。友達は欲しいですが、人と関わるとどうしても疲れてしまってやっぱり1人が楽って思ってしまいます」
二十二歳の社会人の方が書いた文章です。
この方は、その人を嫌いになったとは書いていません。
疲れた、とだけ書いています。
ここが、いちばん厄介なところなんです。
「距離を置く」という言葉は、世の中では
「あなたのことが嫌いになりました」の合図として使われています。
嫌いになっていない人が、それを使うのは、こわい。
だから、置きたいのに置けないまま、
また次の約束を入れてしまうんですね。
理由2:離れたら、冷たい人になってしまう気がするから
返信を一日おいてみる。
誘いを一度だけ断ってみる。
それだけのことなのに、
自分がひどく薄情な人間になった気がしてくる。
相手は何も言っていないのに、
頭のなかで勝手に責められています。
その声は、たいてい相手の声ではありません。
これまで自分に課してきたルールの声です。
いい人でいなければ、置いていかれる。
そう覚えてきた人ほど、この声が大きく鳴ります。
理由3:ゼロか、百かで考えてしまうから
距離を置く、と考えたとき、
頭に浮かぶのは「縁を切る」ではありませんか。
連絡先を消す。会わなくなる。もう戻れなくなる。
そこまで想像すると、重すぎて手がつきません。
でも実際の距離は、ゼロか百ではないんです。
週に三回会っていたのを、二回にする。
グループのやりとりを、夜だけ見る。
それも、ちゃんと距離を置いたことになります。
(関連記事:近づきすぎない、という優しさ|心地よい距離が、あなたを守ってくれる)
「一人が楽」なのに「人と関わりたい」のは、矛盾していません
さきほどの二十二歳の方は、
「友達は欲しい」と「一人が楽」を、同じ文のなかに並べて書いていました。
自分でも、おかしなことを言っている自覚があったのだと思います。
私自身も、長いことこれを抱えていました。
人が嫌いなくせに、人と仲良くしたい。
大学時代は、友達が一人もできませんでした。
どちらかが本音で、どちらかが嘘なのだと思っていたんです。
でも今は、こう思っています。
「一人が楽」は、今のあなたの状態です。
「人と関わりたい」は、あなたの望みです。
状態と望みは、そもそも別のものなので、
同時にあってもぶつかりません。
疲れているときに一人でいたいのは、
人が嫌いになった証拠ではなく、ただ疲れているというだけです。
何かをされたわけでもないのに、疲れている
知恵袋には、こんな方もいました。
「いじめられてるわけじゃありません。友達だっています。でも、なんかうまくみんなの輪の中に入れなくって」
その方は最後に、こう書いていました。
「全部どうでもいい。なのに涙が止まらないんです」
決定的なことは、何も起きていません。
ひどいことを言われたわけでもないし、
仲間はずれにされたわけでもない。
だからこそ、しんどいんです。
理由が説明できないと、
疲れていることまで、なかったことにしてしまうから。
人に話しても、それくらい誰でもあるよ、で終わってしまう。
自分でも、そう思ってしまう。
でも、涙は出ているんですよね。
疲れに、理由の提出はいりません。
説明できる出来事がないと休んではいけない、
ということもありません。
「はっきり言いましょう」が、言えないときに
距離を置きたい、と検索すると、
だいたい同じ答えが並びます。
断る勇気を持ちましょう。
上手な断り方を身につけましょう。
合わない人とは、無理に付き合わないことです。
知恵袋の回答にも、はっきり言うしかない、と書かれていました。
どれも、間違ってはいないと思います。
ただ、言えるならとっくに言っているのが、
ここで困っている人なんですよね。
言えないことを、まず責めないでいただきたいのです。
言わなくてもできる距離の置き方は、ちゃんとあります。
人間関係に疲れて距離を置きたいときに、今日からできること3つ
返信を、その日のうちに返さない
一日おいてから返す。それだけです。
宣言もいらないし、相手にも気づかれません。
この一日が、思っているよりも効きます。
会う時間を、先に決めておく
「今日は五時に出るね」と、会う前に言っておく。
断るのではなく、終わりだけ決めておくやり方です。
帰る理由を、その場で探さなくてよくなります。
距離を置くことを、相手に伝えない
伝えると、そこから話し合いが始まってしまいます。
休むために離れるのに、離れる交渉でまた疲れてしまう。
黙って少しゆるめるので、じゅうぶんです。
(関連記事:相手の機嫌は、あなたのせいじゃない|今日のメッセージ)
距離を置いたら、その人は離れていってしまうのか
いちばん心配なのは、たぶんここだと思います。
知恵袋に、こんな方がいました。
「今まで無理して人に合わせていました。周りとうまくやるために、我慢したり、変にキャラ作ってどうにか乗り越えてきました」
そうやって続けてきた結果、何かがぷつんと切れて、
今は嫌なことがあるとすぐ関係を切ってしまう。
長く安定した人間関係を築く方法がわからない。
そう書いていました。
この方は最後に、これから大事にしたいこととして
「誠実に、ゆるく長く」と書き添えていました。
私は、その言葉がずっと残っています。
ゼロか百かで走ってきた人が、
自分で「ゆるく」にたどり着いている。
距離を置いて離れていく関係は、たしかにあります。
でもそれは、距離を置いたから壊れたのではなく、
無理をしていた分だけ、はじめから遠かったのだと思います。
無理をやめたときに残る人が、
ゆるく長く続いていく人です。
それに、置いた距離は戻せます。
また会いたくなったら、会いに行っていいんです。
一度離れたら二度と戻れない、という決まりはありません。
(関連記事:合わない場所から、離れる自由がある|今日のメッセージ)
「ゆるい引き寄せ」では、人間関係を整理しません
私がお伝えしている「ゆるい引き寄せ」では、
付き合う人を選び直す作業をしません。
理由は、ふたつあります。
ひとつは、整理をはじめると、
人に点数をつけることになるからです。
この人は自分を疲れさせる人。
この人は残していい人。
そうやって採点しているあいだ、
いちばん厳しく採点されるのは自分なんです。
もうひとつは、疲れているときの判断は、
その人についての判断ではなく、疲れについての判断だからです。
休んだあとで、同じ人のことをなんとも思わない日がきます。
やることは、これだけです。
会いたくない気持ちを、消さずにそのまま置いておく。
今日ちょっと良かったことを、ひとつだけ見つける。
疲れた日は、誰にも会わない。
まとめ:距離を置きたい気持ちは、もう答えです
人間関係に疲れて距離を置きたくなったのは、
あなたが人付き合いの下手な人だからではありません。
合わせられてしまう人だから、
合わせすぎたところまで来てしまっただけです。
距離を置きたい、という気持ちは、
もう答えが出ているということだと思います。
あとは、それを百でやらなくていいだけ。
返信を一日おく。
帰る時間を先に決めておく。
それを黙って続けているうちに、
会うのが少しだけ平気になっている日がきます。
誰とも切らずに、ちゃんと休めます。
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