
窓ガラスを、
雨のしずくが、つたっていきます。
ひとしきり降ったあと、
空は、うそのように晴れて、
洗われた景色が、きらきらと光る。
このごろ、
「涙を、こらえるのが癖で」と
おっしゃる方に、よくお会いします。
人前では、笑って。
弱いところを、見せないように。
ずっと、しっかり者で、いようとして。
でも、こらえた感情は、
消えるのではなく、
心の奥に、たまっていきます。
じつは今、
感情を無理におさえこむより、
ていねいに、感じきることが、
心の健康に、大切だと言われています。
だから、今日お伝えしたいのは、
「泣きたい時は、泣いていい」
ということです。
涙は、心の雨
雨が、空気を洗うように、
涙は、心を、洗い流してくれます。
泣くことは、弱さではなく、
心が、自分を守ろうとする、
自然な、はたらき。
がまんした分だけ、
心は、重くなるのです。
感情に、良いも悪いもない
悲しみも、怒りも、さみしさも、
ぜんぶ、あなたの、大切な一部。
「こんなふうに感じては、いけない」と、
ふたを、しなくて、いいのです。
感じてあげることが、
手放すための、第一歩です。
今夜は、こんなことを
してみませんか?
「ひとりで、泣ける時間をつくる」
誰にも遠慮せず、
思いきり、泣いてみる。
「気持ちに、名前をつける」
『今、私は悲しい』と、
そのまま、認めてあげる。
「自分を、抱きしめる」
よくがまんしたね、と
自分の肩を、そっと抱く。
最後に
いつも笑っているあなたは、
きっと、たくさんの涙を、
のみこんできた人。
今夜くらいは、
その心に、雨を降らせてあげて。
焦らず、無理せず、
あなたのペースで、
感じた分だけ、軽くなっていい。
今日も、あなたにとって
穏やかな時間が流れますように。
星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。
雨あがりの空が、
いちばん、澄んでいるように。
泣いたあとの心にも、
きっと、静かな青空が、広がります。
また、晴れた朝に。



