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2026.08.26

感謝ノートの書き方と効果|続かない人へ、一行だけの始め方

感謝ノートの書き方と効果

こんにちは、星の引き寄せカウンセラーの宮西まりです。

 

感謝ノートの書き方を調べて、効果があると聞いて、ちゃんと始めた。

それなのに、三日でペンが止まってしまった。

 

あるいは、続いてはいるけれど、書いている自分がどこか嘘くさく感じる。

「今日もありがとうございます」と書きながら、心はぜんぜん動いていない。

 

ノートを開いたまま、しばらくペンが動かない夜もあったかもしれません。

 

そして、また思ってしまうんですよね。

「私は感謝が足りないのかな」って。

 

今日は、そう感じているあなたに伝えたいことがあって、この記事を書いています。

 

感謝ノートの効果が感じられないのは、書き方が合わなかっただけです

先に、いちばん大事なことをお伝えしますね。

 

感謝ノートが続かなかったのは、あなたの心が冷たいからではありません。

感謝する気持ちが足りないからでも、ないんです。

 

むしろ、逆だと思っています。

「ちゃんと書かなきゃ」と思えるほど、まじめな人だったというだけのこと。

 

感謝ノートには、よく知られた書き方があります。

毎晩三つ書く。ありがとうと書く。できれば理由も添える。

 

その形が合う人も、確かにいます。

 

ただ、あの書き方はもともと、感謝が湧きやすい人のためにできています。

毎日ちゃんとやってしまう人が使うと、いつのまにか点検表のようになってしまうんです。

でも、がんばり屋さんにとっては、その形そのものが重たくなることがあるんです。

 

感謝ノートが続かなくなる理由

セッションでお話をうかがっていると、つまずくところはだいたい似ています。

 

数を決めた瞬間に、宿題になる

「毎日三つ」と決めると、三つ目が出てこない夜が必ず来ます。

 

そうすると、探し始めるんですね。

「あと一個、何かなかったかな」と、一日をさかのぼって。

 

感謝を見つけるための時間だったはずが、ノルマを埋めるための時間に変わってしまう。

 

そして、埋まらなかった日に、「今日は書けなかった」と自分に×をつける。

これが続くと、ノートを開くこと自体が、気が重くなります。

 

心をゆるめるために始めたものが、一日の最後の宿題になってしまう。

これが、いちばん多いつまずき方です。

 

「感謝しなきゃ」が、義務になっている

感謝ノートは、感謝が湧いたから書くもの、のはずです。

 

でも続けているうちに、順番が入れ替わることがあります。

書くために、感謝を探すようになる。

 

すると、しんどかった日にも

「ありがたいと思わなきゃ」と、自分に言い聞かせることになるんです。

 

疲れた日に「今日も健康でありがとうございます」と書く。

本当は、しんどかったのに。

 

その小さな嘘が、少しずつ心を削っていきます。

 

感謝は、ふりをするものではないと思うんです。

ふりをしたぶんだけ、自分の本当の気持ちから遠くなってしまうので。

 

効果を確かめようとして、足りなさを数えてしまう

感謝ノートの効果を調べてから始めた方ほど、ここでつまずきます。

 

一週間書いて、何も変わらない。

二週間書いて、まだ変わらない。

 

効果があるかどうかを確認する作業は、

いま持っていないものを数える作業と、よく似ています。

 

あるものに気づくために書き始めたのに、書けば書くほど「まだ足りない」が濃くなっていく。

 

これは、あなたの感じ方が悪いのではありません。

確認するという行為そのものの性質だと、私は思っています。

 

(関連記事:「足りない」で、心が疲れたら|もう、あるものに気づく朝

 

今日からできる、感謝ノートの書き方

ここからは、続かなかった方にお伝えしている書き方です。

ゆるすぎるように見えるかもしれませんが、これでちゃんと届きます。

 

一行だけ書く

三つではなく、一行。

 

「コーヒーがおいしかった」

「電車で座れた」

「夕方の空がきれいだった」

 

それだけで、終わりにしていいんです。

 

一行なら、探さなくても出てきます。

探さずに出てきたものは、心が本当に動いたところなので、そのぶん深く残ります。

 

物足りない日は、二行でも三行でも書いてください。

決めておくのは、下限だけで大丈夫です。

 

「ありがとう」ではなく、「よかった」で書く

感謝という言葉は、思っているより背筋を伸ばさせます。

 

「ありがとう」と書こうとすると、それにふさわしい大きな出来事を探してしまうんですね。

 

だから、書き出しをこう変えてみてください。

「今日、ちょっとよかったこと」

 

ハードルがぐっと下がります。

そして不思議なもので、

よかったことを書き終えたあとに、ふっと「ありがたいな」が出てくることがあります。

 

感謝は、先に置くものではなくて、あとからついてくるもの。

私はそんなふうに考えています。

 

(関連記事:特別なことが、なくても|小さな幸せは、もう手のなかに

 

書かない日を、あらかじめ決めておく

毎日書こうとすると、一日抜けたときに終わってしまいます。

 

だから最初から、休む日を用意しておくんです。

週に二日は書かない、でもいい。

疲れた日は書かない、でもいい。

 

あらかじめ決めておけば、書かなかった日が失敗ではなくなります。

 

続けることが目的ではなくて、心がゆるむことが目的なので。

そこだけ、忘れずにいてくださいね。

 

ちなみに、どんなノートに書くかは、なんでも大丈夫です。

 

新しいノートを買いに行こうとして、そのまま止まってしまう方が本当に多いので。

手帳のすみでも、スマホのメモでも、レシートの裏でも。

 

書く時間も、夜と決めなくていいです。

思い出したときが、その日の書きどきです。

 

形を整えることに力を使うと、肝心の中身までたどり着く前に疲れてしまいます。

 

「ゆるい引き寄せ」は、感謝を義務にしません

私がお伝えしている「ゆるい引き寄せ」では、ポジティブになる努力をしません。

 

感謝ノートも、書けたら書く、くらいの位置に置いています。

 

ネガティブな気持ちが出てきた日は、無理に感謝で上書きしなくていいんです。

「今日はしんどかった」と、そのまま書いてしまってもいい。

 

不安を消そうとしないほうが、心はゆるみます。

ゆるんだ心のほうが、いいものをちゃんと受け取れる。

 

感謝ノートの本当の効果は、いいことを引き寄せる魔法ではないと思っています。

あなたが、自分の一日にやさしくなれること。

そちらのほうが、ずっと大きいです。

 

書いたことが、その日のうちに叶うわけではありません。

でも、一行書いた夜と、書かなかった夜では、眠るときの心の位置が少し違います。

 

その差が積もっていくところを、私は見てきました。

 

(関連記事:受け取ることも、贈りものです|今日のメッセージ

 

一行書けた日は、それでじゅうぶんです

感謝ノートが続かなかったことは、あなたの落ち度ではありません。

 

三つ書くやり方が、たまたま合わなかった。

それがわかったなら、もう次の書き方に進めます。

 

今夜、ノートの隅に一行だけ。

「コーヒーがおいしかった」でいいんです。

 

そのくらいの軽さから始まるものを、私は「ゆるい引き寄せ」と呼んでいます。

 

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