
朝、窓を開けると、
空気の手触りが変わっていました。
ひやりとした感触。
土の匂いが、少し違う。
息を吐くと、白く見える。
たしかに、
冬が始まっています。
わたしは、なんだか背筋が伸びるような気持ちになりました。
季節が変わると、心も変わる
季節の変わり目は、
体より先に、心が気づくことがあります。
なんとなく落ち着かない。
なんとなく、地面から浮いているような。
やることは変わらないのに、
気持ちだけが、ふわふわと定まらない。
そんな感覚を覚えたら、
それは「地に足をつけていいよ」という、
季節からの合図なのかもしれません。
足の裏から、今ここへ
グラウンディングという言葉があります。
難しいことではありません。
ただ、足の裏を意識するだけ。
床の感触。
靴の中の指先。
そこに意識を戻すだけで、
ふわふわしていた心が、すこし静かになります。
未来のことも、過去のことも、
考えなくていい時間。
ただ、今、ここに立っている。
それだけで、じゅうぶんなのです。
『今ここに、ちゃんと立っていていい』ということです。
今日は、こんなことを してみませんか?
「素足で床に立ってみる」冷たさを感じるだけでいい。ひんやりとした感覚が、今この瞬間に意識を連れ戻してくれます。
「あたたかい飲み物を、ゆっくり両手で包む」急がずに。湯気の温度を、指先でたしかめてみてください。
「靴を脱ぐとき、一呼吸だけ止まる」玄関先のその一瞬が、外の世界から自分の内側へと戻る、小さな儀式になります。
最後に
冬支度は、
部屋の中だけでするものではないのかもしれません。
心の中にも、
あたたかい場所をひとつ、用意してあげる。
足元がしっかりしていれば、
どんな風が吹いても、大丈夫。
焦らず、無理せず、あなたのペースで。
今日も、あなたにとって
穏やかな時間が流れますように。
星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。
窓の外で、
息がまた、白く消えていきました。



