
湯気の立つ、素朴なおかゆを、
ふうふう言いながら、食べました。
一月七日は、七草がゆの日でしたね。
一日遅れの、わが家の七草です。
お正月のごちそうで疲れた胃を、
やさしいおかゆで、休ませる。
七草がゆの意味を聞くたび、
昔の人の知恵に、感心します。
ごちそうのあとには、
ゆるめる食事を、ちゃんと
行事として組み込んである。
これは、食べものだけの
話ではない気がするのです。
ごちそうの日々のあとには、
おかゆの日々を。
にぎやかな時間のあとには、
静かな時間を。
がんばった期間のあとには、
ゆるめる期間を。
濃いものと薄いもの、
張ることとゆるめることを、
交互にやるから、長く続く。
暮らしのリズムというのは、
そういう緩急で、できています。
あなたの「おかゆの日」を
年末年始が濃かった人ほど、
一月は、薄味の日々をどうぞ。
予定の少ない週。
質素であたたかい、ごはん。
早めに眠る夜。
それは停滞ではなくて、
次の濃い日々のための、整えです。
最後に
胃も、心も、休ませ上手に。
七草がゆの精神は、
一年じゅう、使えます。
今日も、あなたにとって
穏やかな時間が流れますように。
星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。
おかゆの最後のひと口が、
いちばん、おいしいのはなぜでしょう。
体が、よろこんでいる音かもしれません。
また、夜のどこかで。



