
台所から、湯気と、
いいにおいが立ちのぼっています。
今夜は、鍋にしました。
冬の鍋料理は、
えらい発明だと思います。
栄養があって、あたたまって、
作るのは、切って煮るだけ。
でも、鍋のいちばんの効能は、
べつのところにある気がします。
鍋は、囲む料理です。
ひとつの鍋を、みんなでつつく。
「そろそろ食べごろ」「白菜いる?」
と、どうでもいい会話が生まれる。
各自のお皿の料理とちがって、
視線と手が、真ん中に集まる。
それだけのことなのに、
食卓の空気が、少しやわらかい。
あたたまっているのは、
体だけでは、ないのです。
ひとり鍋も、また良し
ひとり暮らしの方には、
ひとり鍋を、おすすめします。
小さな土鍋で、好きな具だけ。
誰にも取られない、しめの雑炊。
湯気の向こうに誰もいなくても、
湯気そのものが、
ごちそうのような夜になります。
最後に
寒さの残るこの季節、
あたたかい湯気を、囲んでください。
誰かとでも、ひとりでも。
今日も、あなたにとって
穏やかな時間が流れますように。
星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。
しめの雑炊が、いま
いい感じに、なってきました。
冬の夜の、しあわせの形です。
また、夜のどこかで。



