
夕暮れの空が、
桃色と水色の、まだら模様でした。
四月も、半ば。
新年度の緊張が、いちばん
顔に出るころだと思います。
顔に出る、というのは、
表情が疲れる、ということです。
新しい人たちの前で、
感じよく、にこやかに。
その笑顔は、本物であっても、
筋肉は、働いています。
愛想笑い、気配りの相づち、
明るい声のトーン。
感情労働、という言葉があるくらい、
表情をつくることは、
れっきとした労働なのです。
夕方、どっと疲れているのに、
「今日は大した仕事してないのに
なんでだろう」と思う日。
それはたぶん、顔と気持ちが
残業していた日です。
顔にも、休憩時間を
だから、顔の休憩を
予定に入れてあげてください。
ひとりになれる場所で、
表情を、ぜんぶ脱ぐ。
無表情、大いにけっこう。
トイレの個室の一分でも、
帰り道の歩きながらでも、
顔の筋肉を、休ませる。
家に帰ったら、
愛想のいらない顔で過ごしていい。
最後に
今日もにこやかに働いた、
あなたの顔に、おつかれさまを。
今夜はもう、笑わなくていい時間です。
今日も、あなたにとって
穏やかな時間が流れますように。
星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。
まだら模様の空に向かって、
大きなあくびを、ひとつ。
顔の休憩、開始です。
また、夜のどこかで。



