
気づけば、六月も
あと一日と少しになりました。
一年の、ちょうど半分です。
この時期、神社では
「夏越の祓」という行事があるそうです。
なごしのはらえ。
茅で編んだ大きな輪をくぐって、
半年分のけがれを落とし、
残り半年の無事を願う。
千年以上つづく、
心のリセットの日です。
昔の人は、知っていたのですね。
人の心は半年も走れば、
見えない疲れや、もやもやが
たまってくるということを。
そして、それは
「落としていいもの」だということを。
ためこんだ後悔も、
言えなかった言葉も、
半年分のがんばりの副産物も。
ぜんぶ抱えて後半戦に入る必要は、
ないのです。
自分だけの、夏越の祓を
神社が遠くても、できます。
湯船に、ゆっくり浸かって、
「半年分、おつかれさま」と言う。
持ち越したくない気持ちを、
紙に書いて、破って捨てる。
形は何でも、いいのです。
「ここで一度、落とした」という
区切りの感覚が、心を軽くします。
最後に
前半の汚れは、前半に置いて。
後半は、少し身軽なあなたで。
今日も、あなたにとって
穏やかな時間が流れますように。
星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。
くぐる輪がなくても、
今夜の湯船が、わたしの茅の輪です。
ざぶん、と半年を流して。
また、夜のどこかで。



