
こんにちは、
星の引き寄せカウンセラーの宮西まりです。
「お金の不安が、どうしても消えない」
そう思いながら、このページを開いてくださったのかもしれません。
家計簿はつけている。
固定費も、見直した。
少しずつだけど、貯金だって増えている。
それなのに、夜になるとまた考えてしまう。
「このままで、本当にやっていけるのかな」
ちゃんとやっているのに、なぜか安心できない。
その苦しさを、今日は一緒にほどいていけたらと思っています。
お金の不安が消えないのは、あなたの計算が甘いからではありません
まず、いちばん大事なことから。
お金の不安が消えないのは、
あなたが数字に弱いからでも、
準備が足りないからでもありません。
ネットの相談を読んでいると、こんな声に出会います。
二十代で貯金が一千万円を超えているのに、「お金を使うことに恐怖心があります」と書いている方。
学費の積み立ても学資保険もきちんと用意している四十代のご夫婦が、「なにかしらお金のことが頭の中をぐるぐるしています」と書いている。
数字の上では、足りているんです。
それでも不安は消えていない。
これが何を意味するかというと、
お金の不安は、金額が増えれば消えるという種類のものではない、ということです。
だから、「もっと貯めなきゃ」「もっと勉強しなきゃ」と自分を追い立てても、
不安のほうは、あまり減ってくれない。
あなたの努力が足りなかったわけではないんです。
そもそも、そこには効かない薬だった。
それだけのことなんです。
お金の不安が消えない、3つの理由
理由1:不安の正体が「金額」ではなく「先が見えないこと」だから
お金の不安をよく見ていくと、たいてい未来の話をしています。
子どもが私立に行ったら。
車が壊れたら。
働けなくなったら。
どれも、まだ起きていないことです。
そして未来は、いくら貯めても「確実」にはなりません。
百万円貯まれば、二百万円あれば安心だと思う。
二百万円貯まれば、今度は五百万円が基準になる。
安心のゴールが、いつも少し先へ動いていくんですね。
調べれば調べるほど、知らなかった不安が増えていく感じ。
あの感覚に、心当たりがある方は多いと思います。
(関連記事:調べるほど不安になるなら|今日のメッセージ)
理由2:「不安に思ってはいけない」と、自分に禁止をかけているから
これは、引き寄せを学んだことのある方に、とても多いです。
「お金の不安を持っていると、お金のない現実を引き寄せる」
どこかで、そう聞いたことがあるかもしれません。
その瞬間から、不安になるたびに自分に×をつけるようになります。
「また不安がってる」
「こんなふうに思っているから、お金が入ってこないんだ」
不安の上に、罪悪感が乗ってしまう。
二段重ねです。
そして、感情はフタをするほど大きくなります。
「考えないようにしよう」と決めた日ほど、通帳のことが頭から離れない。
お金の不安が消えないのは、消そうとしているからでもあるんです。
理由3:減っていくところばかりを、見ているから
不安が強いとき、私たちの目は「出ていくお金」にだけ焦点が合っています。
引き落としの通知。
レジで表示される金額。
残高が前より少なくなっている画面。
そこはよく見えている。
でも、今月ちゃんと振り込まれたお給料や、
誰かがごちそうしてくれた食事や、
思ったより安く済んだ買い物のことは、
あまり記憶に残っていない。
入ってきたものは、通り過ぎていくんですね。
これは性格の問題ではなくて、不安なときの人間の目がそうできている、というだけの話です。
お金の不安が消えないと、だんだん人に言えなくなります
この不安のやっかいなところは、口に出しにくいことです。
使うのが怖くて、使えなくなる
不安が長く続くと、お金は「守るもの」になっていきます。
友だちとのごはんを断る。
ほしかった服を、また戻す。
旅行の話が出ても、まず金額を計算してしまう。
使えば減る。減れば、また不安になる。
だから、使わない。
節約しているつもりが、いつのまにか、
自分の毎日から少しずつ楽しみを削っていることがあります。
これは、意志が弱いのとは反対のことなんですね。
守る力が強すぎて、自分の分まで守りすぎてしまっている。
そういうときは、増やす話をいったん脇に置いて、
「今週、自分のために三百円だけ使う」くらいから始めてみてください。
金額ではなく、「減らしても大丈夫だった」という体験のほうが効きます。
「恵まれてるよ」と言われて、口を閉じた
お金の不安を打ち明けたときに、こう返された経験はありませんか。
「あるほうじゃない」
「うちなんて、もっと大変だよ」
言った側に、悪気はありません。
でも言われた側は、不安をしまい込むことを覚えます。
そして、ひとりで抱えたものは、夜にふくらむんですね。
不安の大きさは、通帳の残高では決まりません。
残高がいくらであっても、あなたが感じている不安は、本物です。
もちろん、本当に今月が厳しいという方もいらっしゃいます。
その場合は、気持ちの持ち方より先に、使える制度や相談窓口を調べるほうが確実です。
ここから先に書くのは、
「やることはやっている。それでも不安が消えない」という方に向けたお話です。
お金の不安が消えないときに、今日からできる3つのこと
どれも、お金を増やす方法ではありません。
不安を抱えたままの人が、少し楽になるための方法です。
1.不安のことを考える時間を、先に決めてしまう
「考えないようにする」は、うまくいきません。
かわりに、考える場所を作ってあげます。
たとえば、日曜日の夕方に十五分だけ。
そのときだけ、通帳もアプリも開いて、思う存分心配する。
それ以外の時間に不安が来たら、
「うん、日曜に聞くね」と言って、そっと置いておく。
追い払うのではなく、順番を待ってもらうだけ。
これだけで、平日の夜がずいぶん静かになります。
2.「いくらあれば安心なのか」を、一度だけ書き出す
不安がぼんやりしていると、どこまで行っても終わりません。
だから一度だけ、紙に書いてみてください。
「毎月いくらあれば、暮らせるのか」
「何ヶ月分あれば、ひとまず落ち着けるのか」
大切なのは、そのあとです。
書いたら、しまってください。
毎日確認しないでください。
毎日残高を見にいくのは、植えた種を毎朝掘り返して「まだ芽が出ない」と確かめるのに似ています。
確かめるたびに、足りない感じだけが濃くなっていきます。
3.今月すでに受け取ったものを、ひとつだけ数える
三つも五つも探さなくて大丈夫です。
ひとつだけ、がポイントです。
お給料が入った。
友だちがコーヒーをおごってくれた。
探していた本が、図書館にあった。
金額の大小は関係ありません。
「受け取った」という事実を、ひとつだけ思い出す。
減る方向にだけ向いていた目が、少しだけ戻ってきます。
(関連記事:増やす前に、今あるものを数えて|今日のメッセージ)
「ゆるい引き寄せ」では、お金の不安を消そうとしません
私がお伝えしている「ゆるい引き寄せ」は、
お金の不安をゼロにすることを、目指しません。
不安があってもいい、と考えています。
不安は、あなたが自分と家族の暮らしを守ろうとしている証拠だからです。
それは、責められるようなものではありません。
「不安だなあ」と思ったら、
「不安なんだね」と、そのまま置いておく。
消そうとしないこと。
それだけで、心はずいぶんゆるみます。
そして不思議なのですが、
不安を消そうと戦うのをやめた方から、
「臨時収入がありました」「仕事の話が来ました」と聞くことが、よくあるんです。
握りしめていた手をほどいたとき、
はじめて、受け取る手が空くから。
私はそんなふうに思っています。
(関連記事:受け取る手を、開いておいて|今日のメッセージ)
まとめ:お金の不安が消えないまま、進んでいけます
お金の不安が消えないのは、
あなたが弱いからでも、努力が足りないからでもありません。
不安は、金額で消えるようにはできていない。
ただ、それだけのことなんです。
だから、消えるのを待たなくていい。
不安を抱えたまま、今日のごはんを作って、
抱えたまま、笑って、
抱えたまま、望むほうへ進んでいける。
それが、「ゆるい引き寄せ」です。
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