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2026.08.26

「自分の機嫌は自分でとる」に、疲れていませんか|機嫌は、とらなくていい

エコバッグを、玄関に置いたままにしていました。

中には、今日いらなかったものが入っています。

帰りにスーパーで、なんとなくカゴに入れたものです。

 

まっすぐ帰れば、よかったのだと思います。

でも、まっすぐ帰りたくなかったのですね。

 

 

家に着いた瞬間から、やることが目に入る

 

ドアを開けると、シンクの洗い物が見えます。

たたんでいない洗濯物も、そこにあります。

座る前に、もう次のことを考えています。

 

ある方が、こう書いていました。

「家が落ち着くということがなく、アレもコレもやらなければという焦りが常にある」と。

だから休みの日も家にいられなくて、必要のない買い物をしたり、カフェで時間をつぶしてしまう、と。

 

読んで、胸のあたりが少し痛くなりました。

わたしにも、おぼえがあるからです。

 

そういうとき、よく聞く言葉があります。

 

「自分の機嫌は、自分でとる」

 

いい言葉だと思います。

思うのですが。

この言葉を聞くたびに、少しだけ息が浅くなる人がいます。

 

 

とろうとするほど、遠くなっていく

 

気晴らしにと、なにかを始めてみる。

でも思い通りにいかなくて、かえってイライラする。

 

おいしいものを食べる。

食べたあとで、体重のことを考えて落ち込む。

 

嫌なことを、しないようにしてみる。

すると今度は、手持ちぶさたのほうが苦しくなる。

 

これは、どこかの誰かが並べていた順番です。

そして最後に、こう書かれていました。

機嫌をとろうとするたび、かえって悪くなってしまう、と。

 

わかる気がします。

「機嫌をとる」が、いつのまにか、もうひとつの家事になっているのです。

 

洗い物。洗濯。夕飯の支度。

そのいちばん下に、「自分をご機嫌にする」が足されている。

うまくできなければ、自分を責める材料が、また一つ増えるだけ。

 

 

機嫌は、とらなくていい

 

別の方は、こう書いていました。

あの言葉が、どうしても好きになれない、と。

自分の機嫌を自分でとれるのは、恵まれた環境の人だけではないのか、と。

 

責める言葉のように見えて、これはたぶん、悲鳴です。

 

わたしは、こう思っています。

機嫌は、とりにいくものではありません。

置いておいて、いいものです。

 

天気とおなじです。

雨の日に、晴れさせようとする人はいません。

傘をさして、濡れないところまで歩くだけです。

 

機嫌の悪い日は、悪いまま、そこに置いておく。

消そうとしないぶん、力が残ります。

 

 

今日は、こんなことを試してみませんか?

 

「よくない気分に、名前だけつけてみる」

直そうとしなくていいのです。「ああ、いま重いな」と、声に出すだけ。名前がつくと、それは自分そのものではなくて、通り過ぎていくものになります。

 

「ひとつだけ、やらないと決める」

たたむのを明日にする。お風呂を先に入る。増やすより、減らすほうがよく効きます。

 

「寄り道した自分を、責めない」

まっすぐ帰れなかったのは、怠けではありません。あなたが、あなたを守ろうとした跡です。

 

 

最後に

 

機嫌のいい人で、いなくてもいいのです。

今日いちにち、機嫌が悪いまま、ちゃんと生きた。

それだけで、じゅうぶんです。

 

とれない日があっても、いい。

あなたのペースで、あなたの重さのまま、進んでいけます。

 

今日も、あなたにとって穏やかな時間が流れますように。

 

 

星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。

 

 

エコバッグの中身を、やっと出しました。

いらなかったものは、明日、食べることにします。

 

床に置いてあったぶんだけ、玄関が少し広くなりました。

 

おやすみなさい。

また、夜のどこかで。

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