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2026.08.23

人に頼るのが苦手なあなたへ|頼めないのは、弱いからではありません

夕方、急に雨が降ってきました。

 

ベランダに、洗濯物を出したままでした。

 

慌てて取り込みにいったら、もう半分くらい濡れていて。

 

抱えて部屋に戻りながら、ある相談を思い出しました。

 

人に頼るのが苦手だ、という相談です。

 

 

「取り込んで」の、ひとことが言えない

 

その人は、家に人がいるのに、雨の日に「洗濯物を取り込んで」と言えないのだそうです。

 

高いところの物を取ってもらうこと。

配線をつないでもらうこと。

 

体調が悪い日に、親に子どもを見てもらうこと。

自分の子どもに、お手伝いを頼むことさえ。

 

そのどれにも、罪悪感がついてくる、と書かれていました。

 

頭から消えないのは、この声だそうです。

 

こんなことを頼まれたら、この人は嫌な気持ちになるんじゃないか。

怒らせてしまうんじゃないか。

 

それで結局、全部ひとりでやって、体も気持ちも疲れきってしまう。

 

読みながら、胸が詰まりました。

わたしにも、おぼえがあるからです。

 

 

抱えることを、やさしさだと思っていた

 

別の場所で、こんな言葉も見つけました。

 

ひとりで不安を抱えられたら、友達も恋人も気づかない。

嫌な思いもさせないし、心配もかけずにすむ。

 

だから、これでいいのではないか、と。

 

これは、わがままの反対にあるものです。

やさしさから出てきた考えです。

 

でも、と思うのです。

 

心配をかけない、というのは、相手が心配する機会を、先まわりして取り上げてしまうことでもあります。

 

あなたが誰かに頼られたとき、迷惑だと思ったでしょうか。

 

たぶん、少しだけ嬉しかったはずです。

選んで話してくれたんだな、と。

 

その嬉しさを、いつもあなたが引き受けてしまうと、まわりの人は、渡す側にまわれません。

 

 

責められることでは、ありません

 

頼めないのは、心が弱いからではないと思います。

 

頼む練習を、してこなかっただけです。

 

ひとりでできることが増えて、「お願い」と口に出す場面が、そもそも減りました。

 

使わない言葉は、出てこなくなります。

それだけのことです。

 

 

今日は、こんなことを試してみませんか。

 

「これ、取ってもらってもいい?」

断られても困らない用件から頼んでみる。自分で手が届く物でかまいません。頼む練習は、用件が軽いほどうまくいきます。

 

「ありがとう。助かった」

お返しを探す前に、受け取った気持ちだけを言葉にする。それだけで、じゅうぶん返っています。

 

「今日は、ここまでにしておきます」

どうしても人には言えない日もあります。そういう日は、まず自分に頼んでみる。やりきらずに、残したまま寝てしまう。

 

 

最後に

 

ひとりで立てることは、たしかに力です。

 

でも、半分持ってもらえることも、

誰かの半分を持てることも、

おなじくらい、あなたの力です。

 

今日いきなり、大きな悩みを打ち明けなくていい。

 

まずは、どうでもいいような小さなことを、ひとつだけ。

 

それくらいのペースで、じゅうぶんです。

 

今日も、あなたにとって穏やかな時間が流れますように。

 

 

星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。

 

 

雨は、もうあがったようです。

 

濡れてしまった洗濯物は、洗濯機に戻しました。

もう一度洗うのは、明日でいいことにします。

 

窓を開けたら、雨のにおいがしました。

 

おやすみなさい。

また、夜のどこかで。

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