
窓の外の欅が、少しずつ色を変えている。
隣の庭のもみじは、もうすっかり赤い。
うちの欅は、まだ緑と黄色のまだらのままだ。
風が吹くたびに、葉先だけが揺れて、光を弾く。
わたしは、なんだか嬉しいのです。
急がなくていいんだ、と教えられているような気がして。
隣と比べて、焦ってしまう
「もう色づいているのに、うちはまだ」
そんなふうに、何かと比べて焦ってしまうことが、わたしにもあります。
仕事のスピード、暮らしの整い方、人との距離の縮め方。
隣の芝生ならぬ、隣のもみじばかりが、赤く見える日もある。
色づくスピードは、木によって違う
でも、欅ともみじでは、そもそも色づく仕組みが違うのだそうです。
種類が違えば、時期も違う。
同じ種類の木でも、日当たりや風の当たり方で、進み方は変わる。
比べる意味なんて、本当は、どこにもないのです。
それぞれのタイミングで美しくなる
まだらのままの欅も、近づいてよく見ると、
黄色から橙、橙から赤へと、一枚の葉の中でグラデーションになっている。
急いで真っ赤になった葉より、時間をかけた分だけ、色の層が深い。
『色づくのは、あなたのタイミングでいい』ということです。
今日は、こんなことを してみませんか?
「窓の外の木を、五分だけ眺めてみる」
今どのくらい色づいているか、じっと観察してみる。比べる相手ではなく、ただの景色として見ると、心がゆるみます。
「今日できたことを、ひとつだけ書き出す」
早い遅いを気にせず、今日進んだ分だけを、認めてあげる。
「誰かの『もう終わった』を聞き流す練習をする」
人のペースは、人のもの。自分の枝には、自分の時間で色がのる、と思い出す。
最後に
色づくのが早い木も、遅い木も、いずれ同じように葉を落とし、同じように春を待ちます。
焦らず、無理せず、あなたのペースで、色づいていって大丈夫です。
今日も、あなたにとって 穏やかな時間が流れますように。
星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。
窓の外では、まだらの欅が、また少し風に揺れている。
明日には、もう一段、色が深まっているかもしれない。
それを見るのが、ちょっとした楽しみです。



