
こたつの上に、まだ書きかけの年賀状が何枚も広がっています。
みかんの香りが、部屋のどこかに残っています。
住所録をめくっていくと、名前だけがそこにあって、顔がすぐには浮かばない人もいます。
わたしは、なんだか、少し立ち止まってしまうのです。
この人とは、どうして疎遠になったのだったか、と。
【毎年迷う、あの一枚】
出そうか、出すまいか。
毎年、同じところで迷う相手が、誰にでもいるものです。
もう何年も、言葉を交わしていない人。
関係を続けることが、なんだか義務のように感じられてしまう人。
【縁は、手放しても消えない】
疎遠になった縁を、無理に手繰り寄せなくてもいいのです。
年賀状を出さなかったからといって、その人と過ごした時間が消えるわけではありません。
心地よい距離を選ぶことは、その人を否定することとは違います。
『縁をつなぎ続けることより、心地よい距離を選ぶことのほうが大切』ということです。
【今、目の前にある名前を大切に】
迷う相手のことばかり考えていると、今、確かにつながっている人のことを見落としてしまいます。
今年も変わらず思い出してくれる人。
今年、初めて名前を書き加えたくなった人。
その人たちに、まず丁寧に筆を運びたいのです。
今日は、こんなことを してみませんか?
「迷う一枚は、いったん脇に置く」出す出さないは、今日決めなくても大丈夫です。
「今つながっている人に一言添える」形式的な文面に、ひとことだけ自分の言葉を足してみる。
「住所録から、もう不要な名前を静かに整理する」責めずに、感謝とともに手放してみる。
最後に
人間関係の棚卸しは、年末だからこそ、気づけることがあります。
焦らず、無理せず、あなたのペースで、今のあなたに合った距離を選んでみてください。
今日も、あなたにとって 穏やかな時間が流れますように。
星と引き寄せのカウンセラー、宮西でした。
こたつの上の年賀状は、まだ何枚か白いままです。
その白さも、今のあなたにとって、ちょうどいいのかもしれません。



