生きるのが面倒くさかった私

はじめまして、宮西万理です。
私は今、スピリチュアルライフコーチとして活動を始める準備をしています。
 
今日は、私がスピリチュアルに興味を持ったきっかけを書いてみたいと思います。
 

生きるのが面倒くさかった私


今思い返してみると、最初に私が生きる意味のようなものを考えたのは子供の頃でした。
「今、どうして体を持ってここに居るのかな?」
と、ふと思ったことを覚えています。
 
こう思った前後の詳しい状況は思えていませんが、小学校低学年の頃にその疑問を持ったことだけははっきりと覚えています。
 
生来怠け者の私なので、もしかしたら色んなことが面倒臭く感じて
「どうして毎日宿題しないといけないの?どうして漢字を覚えないといけないの?」
という発想から、

「なんでこんな、面倒くさいことをたくさんやらないといけない人間として生きているんだろう」

という疑問につながったのかもしれません。
 

 
実家では物心ついたころから猫を飼っていました。一日中、好きな場所で寝たり、ご飯を貰って好きなだけ食べたり残したり、外で好きに遊んだり、気が向いた時だけ飼い主に撫でられたりしている猫を見ては、
 
「人間みたいに責任や義務は無いし、なんて気楽で自由なんだろう。私も猫に生まれたかった。」
 
と考えていました。
 

 
その思いは成長しても続き、

なんで勉強しないといけないんだろう
なんでズルしちゃいけないんだろう
なんで人と協力しないといけないんだろう
なんでやりたくないことでも頑張らないといけないんだろう

なんで、なんで、なんで…
 
怠けて、めんどうくさい事は避けて、好きなことだけして、嫌なことは人任せにして生きてれば楽なのに、あえて楽な道を避けて誠実に、まっとうに生きる意味が分かりませんでした。
 
個人が自分勝手に好きなことをされたのでは周りに迷惑が掛かります。
人は一人では生きられないのは頭ではわかっています。
人と共存して生きるためには、個人に真っ当に生きてもらわないと困るのも分かります。
でも、感情としては「なんで私が自分を犠牲にして他人の為に我慢しないといけないの?」という思いが拭いきれませんでした。
 
気配りができて、周りの人にも優しくて、人の仕事を手伝ったり、時には他人の失敗をフォローしたりなんかして、仕事もできたりする明るい人を見て憧れたりはします。
でも自分がそんな風になれるとも思えないし、わざわざ頑張ったり努力したりして、そうならなければならない意味も見出せませんでした。

学生時代の勉強なんて特に。
暗記が嫌いだった私は、最も基本である元素記号を覚えるのをそもそもあきらめて、化学のテストでは11点を取ったこともあります。漢字テストではいつも成績が悪かった為、たまに気が向いて勉強し、少々良い点数を取った時には先生がびっくりして「皆さん、あの宮西さんが、こんな点数を取りました。素晴らしい!」とクラス全員に声高々に周知されるほど、普段は悪い点数ばかり取っていました。

私が怠けていると、周りは「頑張れ」「努力しろ」と言います。
でもなんで?やりたくないのにどうして?
頑張るなんて面倒くさいし好きでもないのに何で?
頑張ったって報われないかもしれないんだから、今やりたいことだけやって自由気ままに生きる方が簡単で楽でしょ?
 
そんなことを声高に言ったら人に嫌われるので、密かに心の中でこの疑問を持ち続けていました。
 

スピリチュアルとの出会い


 

 
大学生の時だと思います。私が読書好きなことを知った先輩が、本を貸してくれました。
 
その本のタイトルや詳しい内容は覚えていないのですが、スピリチュアル系の本だったのだと思います。その中に輪廻転生について書かれている箇所がありました。
 
「人間は死んだらそれで終わりではなく、同じ魂が何度も転生を繰り返して更なる成長を目指している」
 
こういう考え方があるというのを初めて知って、すぐ「この考えを信じよう」と思いました。
例えそれが万人が信じる事実でなくても良いと思いました。
現実からかけ離れた絵空事でも良いと思いました。
 
誰が信じていなくても、輪廻転生はあると思う事で、私自身が人生を前向きに生きることができると思ったからです。この観念が、この面倒くさいことだらけの私の人生をより良くしてくれることを感じ取り、これを信じるという選択をしました。
 
そこから私は「そもそも成長のために生まれてきているのだから、頑張ってより良い人間になろうとするのは意味がある。」と考えられるようになりました。 
 
何かしないといけないことがあると、「めんどうくさい」と感じる心は変わりません。でも、そう感じた時の自分の反応が変わりました。以前は周りに言われて仕方なくやっていたことが、実は自分の成長のためになるのかもしれないと思うと、面倒ながらも少し前向きに頑張ることができました。
 
私はこの時に、周りに言われて嫌々生きる人生を止めて、自分のために一生懸命生きる方向性を見つけたと思います。あの時あの本に出合ったことが、私の考え方という点においての、人生のターニングポイントとなりました。

余談

 

 
ここでちょっと自分をフォローしておきたいと思います。
とっても面倒くさがりの私ですが、好きなことに関しては熱中して根気強くやり続けることができました。

もの作りやアート関係の作業は大好きで、いつまでも続けることができます。
休み時間にずっと漫画を描いていたり、学校から帰ったらひたすらフェルトでマスコット人形を作ったり(母が大事に保管してくれていたのですが、大人になった今見ても手が込んでいるものでした。)、長期休暇の宿題でフランス人形を作って展示会に出品してもらったり、手芸部に入ってあらゆる手芸キットを制覇していったり、大人になっても公募ポスターをデザインしてそれが採用されたり、レザークラフトの公募展で入賞したりしたこともあります。
 
好きなことに関してだけは、頑張ることができたのです。
 
 

ちょっと視点を変えるだけで感じられる幸福感を、
是非たくさんの方々にも感じてもらいたいと思います。
 
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